理系オタクが適当に感情を吐露するブログ

化学メーカーで働いています。理系オタクの独り言ブログです。半分は日記、半分は資産運用の話。

資産運用レポート(2022年)

一時期毎月書いていた資産運用レポートですが、なかなか時間が取れなかったので1年間分のまとめという形で記事にします。口座がいくつかあるので毎月損益を計算するのってけっこう面倒くさいです。2022年分の確定申告用に集計したので記しておきます。

 

【2022年の投資方針】

2022年は資産運用に大きく2つの変化点を加えました。

①株式CFDを使ったレバレッジ取引

目安としてポートフォリオを「長期用の積立」、「個別株」、「信用取引」の3つに分け、資金を1/3ずつ配分します。「信用取引」の部分で元本以上の金融商品(株価指数先物CFDなど)を取引することで資金効率を高めることができます。

結果的には2022年の株式市場が荒れたこともあり、上手くいきませんでした。勝つも負けるもリスクが高いのがレバレッジなので、手を出さないのが賢明です。

②米国証券口座を利用

手数料が低いことや取扱商品の幅が広がることから、米国証券口座を開設しました。一方で特定口座には対応していないので、損益を自分で整理して確定申告することになります。また、証券口座への入金が外国送金となります。慣れるまでは大変でしたが、苦労する価値はありました。

 

【2022年の投資成績】

元本増加:+46.5% (2021年末比)

評価損益率:-6.0% (2021年末:+13.1%)

(ベンチマーク)

S&P500:4766.18→3844.82, 前年末比-19.3% (円ベース -7.4%)

NASDAQ総合:15645→10466.5, 前年末比-33.1% (円ベース -23.8%)

TOPIX:1992.33→1891.71, 前年末比-5.05%

為替:USD/JPY  115.08→131.11

 

2022年は特に大きな出費もなかったので、貯金をひたすら入金し続けて元手を1.5倍くらいに増やすことができました。2022年は株価や為替の変動が非常に激しく、難しい1年だったと思います。個々の反省点は後ほど書くとして、非常にリスクの高い運用をしながらも致命傷にはならずに済んだので良しとしています。

 

【2022年の投資成績(もうちょっと詳しく)】

上のほうでポートフォリオを「長期用の積立」、「個別株」、「信用取引」の3つに分け、資金を1/3ずつ配分しますと書きましたが、内訳は下図参照。

各資産の位置づけとしては、

・「長期積立」NISA + DC + その他投信 (計 37.7%)

粛々と毎月定額購入して売却しない、将来のための資産形成枠。基本的には全世界株式や全米株式に連動する手堅い投資信託のみを保有

・「個別株」日本+米国+中国 (計 40.4%)

株価指数をアウトパフォームすることを目的として、自由に売買する枠。現物株のみで信用取引はやらない。レバレッジETFを買うことはあります。

・「信用取引」19.8%

2022年初は1/3以上を占めていたが、相場の荒波にもまれて気づいたら2割に減っていた。株式指数CFDを中心にかなりハイリスクハイリターンな取引を行った2022年の反省枠。

 

各資産の損益率は下表のとおり。実際の額を書くのは憚られるのでご想像にお任せします。


(個別コメント)

・NISA, DC

2019年から始めています。2022年の下落相場を受けても含み益を維持しました。長期投資の大切さが身に染みる。

・その他投資信託

ほぼド安定のインデックス連動型しか買っていませんが、含み損です。投資額を増やしたのが2021年からなのでNISAとの差が出てしまっていますね。

・仮想通貨

宝くじ枠。一時期+300%以上の含み益を記録したが現在は微益で塩漬け中。9月頃にちょっとだけ買い増した。

日本株

TOPIXが5%下げる中、昨年は1%程度の利益を出して一昨年からの利益をさらに伸ばした。勝ちと言っていいでしょう。

・米国株

S&P500が円換算で7%下げる中、2桁利益を出した。2022年から米国証券口座に移行したので+12%が2022年の純増分となります。

・中国株

政治リスクが高くて敬遠し、ほとんど取引しませんでした。中国株はオルカンに含まれる分で十分だと思うので、機を見て撤退予定です。

・信用口座証拠金

CFD界隈では有名なGMOクリック証券。手軽にレバレッジを掛けられるので重宝していましたが、2022年はロングメインで戦うには環境が悪すぎましたし、私自身のCFD適性がなかったです。ポートフォリオ全体の9%以上に相当する損失を出し、結果論ですがCFDをやらなければ、利益をキープして着地できたことになります。「嵐の中帆を張った愚かなドリーマー」だったわけです。

人それぞれ好みがあると思いますが、短期トレードで上がるが下がるかの2択ゲームに興味があるならおすすめです。

・その他の資産クラスについて

株式以外にも不動産、金などにも興味はありますが、資産が億レベルにあったら考えてもいいかなと思っています。現状、会社からの家賃補助が出ているので、自分用の家を買うメリットが皆無で、資産運用目的のマンションを買うほどのお金はないので。

 

【2023年の資産運用方針】

今年は古くなったマイカーの乗り換えで新車の購入を検討しています。信用口座の証拠金を取り崩して頭金にあてつつ、カーローンを組む予定なので去年ほど元本の増加は無理です。

2023年はインフレ、政策金利の引き上げ、ウクライナでの戦争などの影響で経済活動が停滞し、不景気に陥る可能性が高いと言われています。前半は先行き不透明感が蔓延し、株価軟調を予想する声が大きいです。アナリストの多数意見が当たるとも限りませんが、私も今のところは積立投信は継続しつつ、個別株の勝負は後半のつもりです。

あとは税金のコントロールも大事です。2022年はトータルマイナスだったわけですが、CFDの損失と株式の利益は相殺できないので米国株の利益の分だけ税金を取られることになります。この辺りも身をもって知るべし。

 

 

おしまい。

2022年の振り返り

お久しぶりです。

気づいたら前回記事から8か月経っていました。自己満ブログなので書こうが書かまいが勝手にマイペースにやればいいと思うのですが、実はブログを書くことが一種の精神安定剤になっている気がしているので、来年からは1か月に1記事程度のペースでやっていこうと思います。私は日常生活であまり本音を口にしたりしないので、感情垂れ流しの公開日記を書くことがストレス発散や自身の思考の整理に役に立っているみたいなんですね。ド陰キャなので。

 

さて、今年も残すところあと1週間ということで2022年の振り返りをやっていこうと思います。まずは、2022年の個人的3大ニュースです。

【2022年個人的3大ニュース】

・第3位 荒れた金融市場

世界的インフレと米中央銀行の急激な利上げ、ロシアのウクライナ侵攻などを背景に世界の金融市場が大きく揺れた1年でした。12月25日時点ではS&P500指数が3844.82で年初の4766.18から19.3%の下落、円安が進み1ドル=115.08円から1ドル=132.79円となったので、円ベースでは7.4%の下落です。個人成績は別にまとめるとして、ベンチマークのS&P500を下回るのはほぼ確実ですね。

 

・第2位 コロナ感染

12月初旬についに流行り病に罹ってしまいました。現在は目立った後遺症もなく元気です。もう何千万という人が罹っているんだし、大して特別なことでもないじゃんとも思うのですが、コロナのせいで今年最大のイベントになるはずだった伊豆トレイルジャーニー(28kの部)に出場できなかったので、第2位です。

 

・第1位 八ヶ岳登山

7月の3連休で八ヶ岳に行ってきました。近くの山ばかり登っているので、泊りがけで登山したのは今年これだけです。ちょっと残念。前日夜に出発し、道の駅小淵沢車中泊して、早朝から移動距離20km、獲得標高2000mの攻めのコース、その日のうちに3時間運転して帰宅というなかなかハードな日程を単独でこなしました。前日の移動中は静岡県に大雨洪水警報が出ており、視界がほとんどなくなるほどの大雨、土砂崩れによる迂回などの災難もありました。八ヶ岳周辺の天気ばかり気にしていて、認識が甘かったです。気象警報が出ているときは二度と出歩かまいと誓いました。ゼロ災でいこうヨシ!!!

 

【自己評価】

昨年、一昨年に引き続き、自己評価の項目として仕事、趣味、家庭、自己研鑽、家計の5つで振り返っていきます。

・仕事(50点)

反省点が多いです。去年と比べてここが成長したと胸を張って言えるポイントがないです。不満を抱えながらもどうすることもできなかった不甲斐なさはありますが、心身を壊さなかったので良しとしましょう。転職活動に手を伸ばしてみたりしながら(結局転職はしませんでしたが)、自分のやりたいことを整理できたのはプラスに捉えています。この先3年ほどかけてじっくりとキャリアの方向性を定めていく覚悟ができたので、焦らず着実に進んでいこうと思います。

・趣味(60点)

コロナに罹って伊豆トレイルジャーニーに出られなかったのが心残りです。けっこう力入れて準備してたのに。。八ヶ岳に行ったり、2年連続の富士山登頂したり、登山はけっこう充実していました。サイクリングは年間でたったの300km。今年もロードバイク購入は見送り、モチベがいまいち上がりませんでした。コロナ以降、マスク着用のジムから足が遠のいて、マシンバイクのトレーニングをしなくなったのが大きいかもしれません。サイクリング仲間も近くにいないし。。株は反省点が多すぎて、追々整理します。。

・家庭(40点)

去年から低満足度が慢性化している感じ。週末の作り置き継続は◎。掃除さぼり気味×。思えば今年は妻との旅行やお出かけの記憶がほとんどありませんねえ。2月に河津桜とiZooに行ったくらい?妻も趣味に没頭しているみたいなので、別に気にするほどでもないんですが。

・自己研鑽(60点)

仕事のストレスなどもあり、勉強に打ち込める余力がなかったです。それでも悪い時には悪い時なりの努力はしたと思います。今度の2月に申し訳程度に簿記2級を受けてみようかなと考えています。今年は余暇の使い方が総じて悪かったので、来年はメリハリのある生活を目指します。

・家計(80点)

堅調。我慢することもなく、浪費することもなく。お金は貯めることや使うことを自己目的化しないがモットーです。(資産運用?あれは数字の増減を競うただのソシャゲですよ?)

 

総括すると、停滞感のある1年間だったなあと。読み返してみたらネガティブな文言が並んでますし。社会人になってからの3年間が良すぎた反動なのかもしれません。何となく底は脱した感じはするので、2023年はいい年にしたいですね。

 

おしまい。Merry X'mas & A happy new year!

 

石の上にも三年いれば膝を壊す

早いもので気づけば入社してから3年が経った。この3年間はあっという間で、人生がどんどん希薄化しているのかと思う。石の上にも三年いれば暖まるとは言うが、確かに石は暖まったかもしれないが、脚はしびれ、膝は痛み、顔色は悪いかもしれない。

 

思い返せば2021年度、仕事の満足感は急激に悪化した。課内の配置換えで上司が変わり、社内の最重要顧客の技術担当になった。忙しくなったのは半分どうでもいい。上司とのそりが合わないのがかなりまずい。最初の半年ほどは変化に順応するのに意識が向いていたのであまり気にならなかったが、下半期は明らかに仕事がストレスになった。おそらく転換点はチームメンバーの一人が1か月の育休を取った10月頃。業務負荷が増え、その日その日を凌ぐので精一杯だった。苦手な冬を迎えて慢性的な体調不良をかかえてしまい、運動する頻度も減った。

冷静に振り返っていろいろ思うことはある。まず、自分は思っていたよりも仕事ができないということ。いや、たぶん会社からの評価は悪くないはず。でなければ重要な顧客を任せるはずはないから。ただ、自分はもっとできるはずという勘違いがあった。仕事が増えたといっても36協定は守っているし、サービス残業の類はない。その程度の負荷なら仕事の傍ら、家事をちゃんとして趣味も楽しんで自己研鑽も怠らない、それくらいのことはできると思っていた。当然できなかった。

限られた自分の時間を仕事に注ぐのはもったいないと思うようになった。もっと楽しく取り組める仕事があるんじゃないかと思って転職を考えるようになった。余計に時間が無くなった笑。

 

上司の悪いところを挙げていこうと思ったが、先に良い点を書くことにする。

・仕事熱心であること

これはある意味一番大事かもしれない。やる気のない上司の下では働きたくない。熱心過ぎるのも困るのだが。

・面倒見がよいこと

ちゃんと資料とか見てくれる。アドバイスもくれる。

・顧客に信頼されている

顧客との関わりが深い部署なのでこれもかなり大事。

 

最近はだいぶやさぐれているので嫌いなところは無限に挙げられる。

・やることを決めることはできるがやらないことを決められない

とにかく細かくやりたがる。仕事を無駄に増やすが、キャパを考慮しない。しわ寄せは将来を見据えた開発のほうにいった。この1年ほとんど改良技術に手を出せなかった。これは私にも大きな原因がある。

・人の意見を聞き入れない

上司はとても舌が良く回るのだが、議論になると相手が自分の意見を聞き入れるまでしゃべり続けて納得させる。プレゼン資料も時間ギリギリまで直させる。そんなにすべて自分の思い通りにしたいなら最初から全部自分でやれ、と思う。あのやり方では部下は育たない、と部下の私は思う。

・悪い意味で人を巻き込む

社会人のスキルとして「人を巻き込んだ経験」がしばしば問われる。いい意味で目標に向かって協力できればいいのだが、上述のように、上司は型にはめて非常に細かく検討するので、いくら人手があっても足らない。そのため他チームや他部署の人員まで巻き込んで手足のように使ってしまう。これは本当にやめて欲しい。

 

正直、今はチャンスなのかもしれない。4月に課長が変わった。新しい課長は私が仕事に対して抱えている不満にすぐに気づいてくれた。彼曰く、私の職場での表情があんまり良くないらしい。簡単に気づかれるということは、上司も気づいているのかもしれないな。

とはいえ、仕事は仕事。相性の合う合わないはあれど、チームで良い結果を出すことが責務。「置かれた場所で咲きなさい」という言葉があるように、目の前のことに集中するのも大事だ。でも別に荒野に咲く花である必要はない。豊かな土地を見つけたら機を逃さずそちらに移りたい。そんな社会人4年目にしたい。

 

ここまで辿り着いた方へ。

こんな愚痴垂れ流しを読ませてすみません。まあこのブログは自己満足なのであしからず。

おしまい。

ウクライナ情勢で感じること

投資か会社の愚痴ばかりなのでたまにはほかの内容でも書きます。

2月24日にロシアがウクライナへの侵攻を開始しました。平和ボケの日本人としては実感が湧きませんが、先進国同士の武力衝突は恐ろしいものがあります。幸いにも1945年の終戦以来、70年以上もの間日本は平和を享受してきました。そしてこれからも平和を願うばかりですが、一方で平和を維持するには「雨が降らせるために巫女の祈りを捧げる」だけでなく、戦略と体制作りが必要なのは言うまでもないでしょう。

私は地政学や軍事の専門家ではないので、偉そうに「これはこうだ、日本はこうするべきだ」などと主張するつもりはありません。適切な知識も備えずに声高に断定的に物事を言うような非科学的な態度はよろしくないと思っています。某関西の地域政党の親玉や某ネット掲示板の創設者とかね。ただ実際には声が大きくて権力のある人間が思い付きで発言して、それをサポートする材料を事実を捻じ曲げてでも準備するみたいなことが世にあふれているみたいですが。

ついつい話がそれてしまったので戻すと、まず日本が地政学リスクにどのように備えているかというと日米同盟です。決して憲法9条でもないし非核3原則でもないです。冷戦下ではソ連が仮想敵だったし、今は対中国において太平洋の覇権を維持したいアメリカにとっての前線が日本である。素人なりにもこの考えで大筋間違いないはずです。仮にアメリカの国力が落ちて、グアムやハワイが前線でいいやと判断するようなことがあれば、その時日本は中国の言いなりになっているか、自前の軍隊で国を守っているかのどちらかでしょうね。

そして有事の際には物資の問題もあります。ウクライナ侵攻で食糧やエネルギー価格が暴騰するのを見て思ったのは、日本は食糧もエネルギーも自給できない国だということです。日本は国土のわりに人口が多く、化石資源には乏しい。備蓄にも限度があるので、輸入先との友好関係を維持しつつも、自給率そのものを上げる努力も必要だと思います。少し前までは食料自給率問題は活発に議論されていたと思いますが、最近めっきり聞かなくなりましたね。エネルギー問題も東日本大震災以来原発が使えなくなって、火力発電をフル稼働させている現状を見て見ぬふりをしている感が強いです。有事でなくとも日本が衰退していけば輸入するお金すらないということにもなりかねないです。

なんか悲観的になってしまいましたが、今回のウクライナの件で感じたのは世界の中の日本という視点をもっと意識したほうが良いということです。国民がもっと関心を持ち、国全体としても議論が活発になること期待してやみません。それは安全保障の問題でもエネルギー問題でも同じことが言えます。

ところでここでもう一つのことが頭をよぎります。歴史は繰り返す、ということです。先の大戦の反省から戦争はしないという誓いを憲法に書き込み平和を享受してきたわけですが、戦争を経験した世代が少なくなり人々の意識が薄れていくことは避けられません。"備える"ということは常にそれを行使することを前提としています。ただの一市民である私がこのような考えに至ったということは、平和で平穏な日常が壊される日も遠くないのかもしれません。今から不安になっても仕方ないので、次に行く旅行先のことでも考えますか。

 

おしまい。

 

資産運用レポート(2022年1月)

2021年1月の資産運用振り返りです。年初から株式市場は大荒れです。私も大きく被弾したので戦略の立て直しが必要な状況です。これについては後述します。

こんな調整局面だからこそ、1か月ごとのレポートは大事だと思っています。毎日の値動きに囚われず、冷静に客観的に振り返ることで自分の資産運用のかじ取りをしていく必要があります。考えることをやめたら終わりです。そう思い直したらこの相場を楽しもうと前向きな気持ちになれました。

資産運用とは半分無関係ですが、年初から体調が悪くずっと低空飛行しています。コロナに罹ったわけでも、病気と診断されたわけでもありませんが、頭がぼんやりしていて思考力が鈍っている感じです。今これを書いている瞬間も頭が痛い。仕事のパフォーマンスは体感7割に落としているのですが、それでも職場への往復だけで体力を使い果たして帰宅後や休日はだらだら過ごすだけになっていました。最近ようやく回復の兆しが見えてきたところです。

 

【今月の指数】

前置きが長くなりましたが、今月の相場を振り返っていきます。

S&P500:4766.18→4515.55, 前月末比-5.26%

NASDAQ総合:15645→14239.9, 前月末比-8.98%

TOPIX:1992.33→1895.93, 前月末比-4.84%

金先物:1830.4→1795.0, 前月末比-1.84%

為替:USD/JPY  115.08→115.10

年初からかなり下がりました。一時期Nasdaqが-16%でしたので月末にかけてだいぶ戻した形です。

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【個人成績】

トータルリターン:13.6%→0.1%!!!

元本増加率:13.1%

株は怖いねー。ちなみに元本増加が多いのは冬のボーナスを入金したためです。S&P500を2.5倍、Nasdaqを1.5倍ほどアンダーパフォームしているのでレバレッジを掛けているのは言い訳になりませんね。

今月からグラフを変更しました。理由は後述します。見ての通り、信用取引で高額の損失を出してしまいました。信用取引を本格的に始めて3か月、売買戦略が確立できないまま荒れ模様に突入してしまったのが根本原因です。また、単純な経験不足もあって証拠金をちゃんと入れていなかったために痛恨のロスカット1発でボーナスの半額ぐらい飛んでさすがに堪えました。そのときに体調も悪いし、相場が落ち着くまでトレードは控えようと決めたら月末にスルスル上がっていきましたね。典型的な負けパターンです。高い勉強代(合計ボーナス1回分)でしたが、正直結果はそこまで気にしていないです。それよりもここで反省や思考を止めてしまうことが本当の敗北です。

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【今月のトピック】

今月の反省、これに尽きます。全体的には取引ルールを厳格化し、規律あるトレードに徹することです。また将来の自分のためにいくつかのポイントを書き残しておきます。

①まず、相場が荒れ始めたときの基本は「現金比率を上げる」「高リスクなものから手放す」です。しかし自分の取った行動は、比較的リスクの低い個別株を売り、リスクの高い指数先物のポジション整理をしませんでした。ちなみに個別株も十分リスクは高いということは認識しています。投資信託, ETF < 個別株 < 指数のレバレッジですからね。
対策:資産管理を現物と信用で分離しました。信用取引に使う元本は総資産の1/3を超えないようにします。また、信用取引レバレッジ上限を2倍までにします。こうすることでどんな強気相場でも資産全体のレバレッジ比率は1.33倍に抑えられます。

2/3の現物のうち1/3は資産形成用の指数連動ETF, 投資信託(NISA, DCも含む)にします。残りの1/3は個別株や仮想通貨などのリスク資産に充てて自由に投資を楽しみます。

②視野が狭かった。私がメインで取引しているNasdaqは変動が大きく、NYダウやS&P500のほうが比較的安定しています。上のグラフを見れば一目瞭然です。環境が良いところで取引するというのも一つの教訓です。さらに言えば、株式指数が下げる一方でコモディティー価格は大きく上昇しました。原油天然ガス、トウモロコシ、大豆などです。商品先物はよりリスクが高く、私自身Gold以外に手を出すつもりはなかったのですが、要検討です。ただ食べ物で遊ぶと罰が当たると思うので、穀物先物取引はやめておこうかな。

対策:難しい。相場が荒れたときはレバレッジ比率を下げることで代用する。

③ロボアド先生を参考にする。実はロボアドを少額やっていますが、見事に11月末に米国株を全て売却し、新興国株5割、金3割、債券2割のポートフォリオにシフトすることで2%程度の下落にとどめていました。全てAIが正しいとは限りませんが、他人の意見よりも機械的にトレードするAIのほうが信用度は高いです。

対策:ロボアドのリバランスに注意!

 

環境の良いところで投資するといえば、米国証券口座を開設しました。国際送金が面倒でまだ稼働できていませんが、売買手数料を大幅に下げられますし、高度なオプション取引にも活用できます。現金を輸送するため、すべての米国個別株を徐々に売却して現金化しているところです。なので今月はポートフォリオのグラフは省略しました。米国株買うならアメリカの口座を使う。合理的だと思います。日本株は当然日本の口座で取引します。正直、管理が面倒なので全くお勧めできません。毎年の確定申告も必須になりますし。。

 

来月はリベンジします。

おしまい。

 

 

 

資産運用レポート(2021年12月)

2021年12月の資産運用振り返りです。2021年は何を買っても儲かる簡単な年でした。S&P500は1年間で27%上昇。円安ドル高も進み、円ベースでは40%程度のリターンとなったはずです。指数を買って気絶するだけの簡単な相場。

2022年は政策金利の引き上げ、インフレ、コロナなどで世界経済がどのように動くか非常に楽しみです。少なくとも2021年のような楽観ムードはなさそうです。リスク管理をしっかりやって、大きな損失を出さないように気を付けたいですね。

12月末時点のポートフォリオを先月から比較します。先月から短期売買を試しているのでポートフォリオの変動が大きいですが、月末時点ではNasdaq100を多めに持っています。年末のトレードに失敗したのが反省点です。個別株の割合がやや減りましたが、含み損の損出しのためです。

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【今月の指数】

引き続きS&P500, Nasdaq総合, TOPIXを重視します。

S&P500:4567.00→4766.18, 前月末比+4.36%

NASDAQ総合:15537.7→15645, 前月末比+0.69%

TOPIX:1928.35→1992.33, 前月末比+3.3%

金先物:1776.5→1830.4, 前月末比+3.03%

為替:USD/JPY  113.13→115.08

1か月の指数の動きをチャートにして比較しています。時間軸がずれているので上記の数字とはやや異なります。IXICがNasdaq総合、SPXがS&P500、DJIがNYダウです。今月は円安が進み、S&P500, NYダウが強かったです。米国株をつみたてNISAだけやっていますという方などは堅調だったのではないでしょうか。年末にかけて上がりましたが、金融機関がクリスマス休暇に入り出来高が減っている中での上げなので、年明けどう動くかは読みにくいです。今月はTOPIXも健闘しました。

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【個人成績】

トータルリターン:9.4%→13.6%

元本増加率:1.7%

株価指数が堅調だったので普通のパフォーマンスだったと思いますが、資産は大きく増えたので満足です。仮想通貨が今月弱かったですがきっちり相殺してくれました。

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【今月のトピック】

手数料や税金をどう減らすか。これは株をやる上でパフォーマンスを左右する大事な要素です。税金は1年単位で決まるので、年末に確定益があれば含み損を抱えた銘柄と相殺して払い過ぎた税金を取り戻すことができます。私も2, 3万くらいは回収しました。全部含み益なら嬉しいんですけど、これだけ好調な相場でもそんな上手くはいきません。そして、日本の証券口座からだと米国株の取引手数料がけっこう高いです。計算したらこの1年で$167の手数料を取られていました。海外証券口座を開くと手数料はかなり下がるので現在検討中です。資金の移動や確定申告が面倒なので一長一短です。相場が停滞すれば手数料負けもありうるので賢く対策したいです。

 

おしまい。

 

2021年振り返り

2021年も終わってしまうのですね。大人になると時の流れが速くなると言いますが、時の流れは万人に平等なので密度が下がっているという表現が正しいですよね。ネガティブな表現が好まれないというだけで。私としては今年も良い一年だったかなと思います。心身ともに健康に過ごせたことが何よりも大事なことです。

2021年を振り返るにあたって、まずは今年の1月に立てた目標を読み返してみるわけですが、文章にして残しておくとこうして後で役に立ちます。

去年の振り返りは自己採点方式でやっていたみたいなのでそれに倣いつつ、個人的2021年3大ニュースを書いていくことにしましょう。

 

【2021年個人的3大ニュース】

・第3位 富士山登頂

去年から職場の同僚に誘われて登山に行くことが増えました。2021年の目標にも富士山に登りたいと書いてありましたが、8月28日に達成できました。天候にも恵まれ、最高の登山でした。山頂からの眺めはまさに別世界。忘れられない経験になりました。夜明け前から登り始め、ヘッドライトを頼りに歩くというのも初めての経験でした。

 

 

・第2位 仕事の担当変更

第2位は仕事のことです。転職でも部署異動でもありませんが、5月から仕事の担当が変わり、よく言えば研究開発の花形、悪く言えば社内でもトップクラスに忙しいチームに入りました。新卒入社から2年間やってきたことがそれなりに評価された結果でもあり嬉しく思いますが、残業の増加や苦手なタイプの上司との関わり方など、労働に振り回された1年でもありました。

 

・第1位 屋久島旅行

第1位はやはり大好きな一人旅のことです。一人旅に登山という新しい趣味も組み合わせて、コロナ禍の中で屋久島に行けて本当によかったです。屋久島の特殊な気候、地形が生み出す自然はここだけしか見られないものです。欲を言えば、もう少し天気が良くて暖かい時期に行きたかったです。また行きたいですね。

来年はコロナが収まって海外旅行ができることを願うばかりです。 

 

【自己評価】

自己評価の項目として仕事、趣味、家庭、自己研鑽、家計の5つを設定しました。割と人生を網羅できていそうな項目ではないでしょうか。

・仕事 (70点)

合格点をあげてもいいかなと思う一方で、このままではいけないという危機感もあります。残業が前年比10h/月程度増えたこと、目の前の忙しさに囚われて計画を疎かにしてしまったことが反省点でしょうか。また、前の担当顧客とようやく技術的なコミュニケーションが取れるようになってきたところでの配置換えはちょっと残念でした。製品を顧客に採用してもらえたこと、純粋な性能改良を追求する仕事に関われたことなどは良かったです。変更前の業務は上司とほぼ1対1でしたが、今は4人チームです。仕事の分担はしつつも他のメンバーに依存しない実力を身に着けたいところです。あと職位が1つ上がりましたが、エスカレーターですし給料も増えないのでどうでもいいです。

・趣味 (85点)

今年は登山がアツかった。屋久島や富士山という人気登山スポットにも行けましたし、道具もそれなりに買い揃えて充実した1年でした。トレランも2回ほど行きました。

ランニングはフルマラソン完走という目標は達成できませんでしたが、10km走は問題なく走れる脚を維持しつつ、自主的にハーフマラソンを走ったりもしました。全体的には残業を口実にサボり気味でしたが。

自転車は登山が増えた分減少しました。記録を見たら年間800kmしか走れていませんでした(去年は1300km) 。2年ぶりの100kmライドもありましたが、全体的には走り込み不足でしたね。新しいロードバイクを買うとか、モチベアップが必要かもしれません。

・家庭 (50点)

仕事の負荷が上がり趣味や勉強の時間を譲らなかった分、しわ寄せが家庭にいってしまいました。妻との時間が減り、家事の質も下がりました。掃除とかけっこうサボっちゃいましたね。今年は家庭に関してはやけにあっさりした1年でした。最低限の休日の作り置きはクリアしたのでヨシ!

・自己研鑽 (60点)

忙しいなりにも頑張ったほうだと思います。4月に受けた応用情報技術者はなんとか合格できました。2回目で受からなかったら諦めようと思っていたので良かったです。特に仕事に活かされる見込みはないです笑。あとは、11月にTOEFL iBTを受けました。Speaking, Writingが""伸びしろが十分にある点数""だったので春にリベンジですかね。ただ1回245ドルは高い。英語はやっておいて損はないですからね。英語圏で仕事に不自由ないくらいには身に着けておきたいです。プログラミングなんかもすこし齧っていますが、あまりまとまった時間は取れてないです。

・家計 (70点)

投資の深みにはまりつつある1年でした。毎月運用報告を続けることができたのは良かったかなと。継続は力なりとは言いますが、あんまり結果には結びついていませんね。日々の生活は慎ましく、旅行や趣味にそれなりに使うことができたので健全だと思います。共働き子供なしの今は余裕ありますが、将来のための資産形成もしっかりやりたいです。

 

それではよいお年を。