富士山に登ってきた
気づけば仕事の愚痴と投資のことしか書かないブログになっていたのでたまには趣味のことでも書こうと思います。8月28日(土)に富士山に登ってきました。人生のやりたいことリストの1つだったので今シーズンの閉山前のタイミングで行けて良かったです。
私の趣味は専ら自転車と投資だったのですが、最近は同僚の誘いでよく山に出掛けています。色々登山用品を揃えていたらロードバイクを買う資金がなかなか貯まらなくて困っています。
※念のため、けっこうハードな登山をしているので未経験者はマネしないでね。
そもそも計画からして頭がおかしくて、前々日の木曜日に急遽決まったんですよね。今日ラーメン食いに行かない?みたいなノリで誘ってくるありがたい同僚氏。しかも日帰りと言われて笑うしかない。
急に言われても準備ができないんですがね。幸いにもつい最近登山ザックをAmaz〇nでポチっていたので、レインウェアを急遽買ったくらいで済みましたがまたロードバイクが遠のきましたね。。
位置と特徴|御殿場ルート|富士登山オフィシャルサイト (fujisan-climb.jp)
富士山の登山ルートはいくつかありますが、今回は上記の御殿場ルートです。マイカー規制がなく、自家用車で登山口の駐車場まで行けるのが良いです。
登るならちゃんと本なりネットなりで調べて準備したいところですが、最低限のことだけ記しておきます。
①食糧
体格にもよるが2000kcal以上は必要。富士山は山小屋で補給可能ですが当然プレミア価格なので下から背負っていくべし。私も2000kcal分くらいは持って行ったはずなのですが、登りだけで全部食べてしまい友人に分けてもらいました。山でハンガーノックアウトになったら極めて危険なのは言うまでもないです。
②水
3L以上は必要。私は4.5L背負っていき、3Lは飲んだはず。それでも下山してから軽く熱中症になったので水分補給は意識したほうが良いと思います。(たぶん気温差のせいもあったと思う)
③体力
御殿場ルートを日帰りする場合、所要時間10時間超、往復20km、高低差2300mなのでそれなりに覚悟が必要ですね。少なくとも素人が富士山登ろうぜウェーイみたいな挑んだらリタイア間違いなし。女性の場合、かなり体力に自信がないと厳しいと思います。正直のところ山小屋に泊まるか別ルートがおすすめです。私も同僚からの誘いがなければ初めての富士登山はそうするつもりでした。
④防寒着
山頂は真夏でも気温1桁なので防寒対策必須。私は4枚重ね着する準備をしていましたが、空前の好天でチノパン+長袖シャツ1枚で登頂した模様…。岩肌が直射日光で熱されて空気は冷たいけど真夏のアスファルトの上に立っているみたいな感じでした。雨が降ったら相当寒いはずなので準備を怠ると低体温症の危険もあります。
⑤レインウェア
静岡県民なのでよくわかりますが、夏の富士山に雲がかかっていない日はほとんどないです。よって雨対策は必須です。雨で体温を奪われればあっという間に低体温症になりかねません。この登山のためにけっこういい値段するレインウェアを急遽買ったのですが、出番はありませんでした。保険だと思って準備しておきましょう。
「安全第一、ゼロ災でいこうヨシ!!!」
⑥靴
①~⑤は必須だと思っていますが、ぶっちゃけ富士登山の靴は運動靴でもなんとかなる、と言うとちゃんとした人から怒られるのでちゃんと登山靴を買いましょう。
⑦リュック
有名メーカーの登山用ザックは10kgくらい背負っても全然肩が痛くならないのでおすすめ。通勤リュックみたいなので登っているひともちらほらいた。
⑧帽子
直射日光を長時間浴びるのは避けたい。ついでに日焼け止めもちゃんと塗ったほうがいいです。
⑨ヘッドライト
日帰りするなら日の出前の出発が必須。Amaz〇nで1000円くらいで買える。
集合は午前2時。前日は20時くらいに帰宅して、そこから急いで準備、夕食を済ませて3時間くらいの仮眠をとっていざ登山口へ。これができるのは静岡県民の特権ともいえる。
さすが富士山、この時間でもちらほら人がいる。体温チェックを受ける。こんな時間までお疲れ様です。午前2時50分頃出発。
六合目あたりで日の出を拝む。
標高が高いと景色が良い(当然)。
3000mを超えてくると何となく頭がぼんやりとするし、脚の回転が悪くなる。これが空気が薄いということらしい。幸いにも高山病は大丈夫だった。
山頂に到着。天空の城、感isある。パンパンになったカロリーメイトの袋。
控えめに言って最高の体験だった。
おしまい。