理系オタクが適当に感情を吐露するブログ

化学メーカーで働いています。理系オタクの独り言ブログです。半分は日記、半分は資産運用の話。

資産運用レポート(2021年12月)

2021年12月の資産運用振り返りです。2021年は何を買っても儲かる簡単な年でした。S&P500は1年間で27%上昇。円安ドル高も進み、円ベースでは40%程度のリターンとなったはずです。指数を買って気絶するだけの簡単な相場。

2022年は政策金利の引き上げ、インフレ、コロナなどで世界経済がどのように動くか非常に楽しみです。少なくとも2021年のような楽観ムードはなさそうです。リスク管理をしっかりやって、大きな損失を出さないように気を付けたいですね。

12月末時点のポートフォリオを先月から比較します。先月から短期売買を試しているのでポートフォリオの変動が大きいですが、月末時点ではNasdaq100を多めに持っています。年末のトレードに失敗したのが反省点です。個別株の割合がやや減りましたが、含み損の損出しのためです。

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【今月の指数】

引き続きS&P500, Nasdaq総合, TOPIXを重視します。

S&P500:4567.00→4766.18, 前月末比+4.36%

NASDAQ総合:15537.7→15645, 前月末比+0.69%

TOPIX:1928.35→1992.33, 前月末比+3.3%

金先物:1776.5→1830.4, 前月末比+3.03%

為替:USD/JPY  113.13→115.08

1か月の指数の動きをチャートにして比較しています。時間軸がずれているので上記の数字とはやや異なります。IXICがNasdaq総合、SPXがS&P500、DJIがNYダウです。今月は円安が進み、S&P500, NYダウが強かったです。米国株をつみたてNISAだけやっていますという方などは堅調だったのではないでしょうか。年末にかけて上がりましたが、金融機関がクリスマス休暇に入り出来高が減っている中での上げなので、年明けどう動くかは読みにくいです。今月はTOPIXも健闘しました。

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【個人成績】

トータルリターン:9.4%→13.6%

元本増加率:1.7%

株価指数が堅調だったので普通のパフォーマンスだったと思いますが、資産は大きく増えたので満足です。仮想通貨が今月弱かったですがきっちり相殺してくれました。

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【今月のトピック】

手数料や税金をどう減らすか。これは株をやる上でパフォーマンスを左右する大事な要素です。税金は1年単位で決まるので、年末に確定益があれば含み損を抱えた銘柄と相殺して払い過ぎた税金を取り戻すことができます。私も2, 3万くらいは回収しました。全部含み益なら嬉しいんですけど、これだけ好調な相場でもそんな上手くはいきません。そして、日本の証券口座からだと米国株の取引手数料がけっこう高いです。計算したらこの1年で$167の手数料を取られていました。海外証券口座を開くと手数料はかなり下がるので現在検討中です。資金の移動や確定申告が面倒なので一長一短です。相場が停滞すれば手数料負けもありうるので賢く対策したいです。

 

おしまい。

 

2021年振り返り

2021年も終わってしまうのですね。大人になると時の流れが速くなると言いますが、時の流れは万人に平等なので密度が下がっているという表現が正しいですよね。ネガティブな表現が好まれないというだけで。私としては今年も良い一年だったかなと思います。心身ともに健康に過ごせたことが何よりも大事なことです。

2021年を振り返るにあたって、まずは今年の1月に立てた目標を読み返してみるわけですが、文章にして残しておくとこうして後で役に立ちます。

去年の振り返りは自己採点方式でやっていたみたいなのでそれに倣いつつ、個人的2021年3大ニュースを書いていくことにしましょう。

 

【2021年個人的3大ニュース】

・第3位 富士山登頂

去年から職場の同僚に誘われて登山に行くことが増えました。2021年の目標にも富士山に登りたいと書いてありましたが、8月28日に達成できました。天候にも恵まれ、最高の登山でした。山頂からの眺めはまさに別世界。忘れられない経験になりました。夜明け前から登り始め、ヘッドライトを頼りに歩くというのも初めての経験でした。

 

 

・第2位 仕事の担当変更

第2位は仕事のことです。転職でも部署異動でもありませんが、5月から仕事の担当が変わり、よく言えば研究開発の花形、悪く言えば社内でもトップクラスに忙しいチームに入りました。新卒入社から2年間やってきたことがそれなりに評価された結果でもあり嬉しく思いますが、残業の増加や苦手なタイプの上司との関わり方など、労働に振り回された1年でもありました。

 

・第1位 屋久島旅行

第1位はやはり大好きな一人旅のことです。一人旅に登山という新しい趣味も組み合わせて、コロナ禍の中で屋久島に行けて本当によかったです。屋久島の特殊な気候、地形が生み出す自然はここだけしか見られないものです。欲を言えば、もう少し天気が良くて暖かい時期に行きたかったです。また行きたいですね。

来年はコロナが収まって海外旅行ができることを願うばかりです。 

 

【自己評価】

自己評価の項目として仕事、趣味、家庭、自己研鑽、家計の5つを設定しました。割と人生を網羅できていそうな項目ではないでしょうか。

・仕事 (70点)

合格点をあげてもいいかなと思う一方で、このままではいけないという危機感もあります。残業が前年比10h/月程度増えたこと、目の前の忙しさに囚われて計画を疎かにしてしまったことが反省点でしょうか。また、前の担当顧客とようやく技術的なコミュニケーションが取れるようになってきたところでの配置換えはちょっと残念でした。製品を顧客に採用してもらえたこと、純粋な性能改良を追求する仕事に関われたことなどは良かったです。変更前の業務は上司とほぼ1対1でしたが、今は4人チームです。仕事の分担はしつつも他のメンバーに依存しない実力を身に着けたいところです。あと職位が1つ上がりましたが、エスカレーターですし給料も増えないのでどうでもいいです。

・趣味 (85点)

今年は登山がアツかった。屋久島や富士山という人気登山スポットにも行けましたし、道具もそれなりに買い揃えて充実した1年でした。トレランも2回ほど行きました。

ランニングはフルマラソン完走という目標は達成できませんでしたが、10km走は問題なく走れる脚を維持しつつ、自主的にハーフマラソンを走ったりもしました。全体的には残業を口実にサボり気味でしたが。

自転車は登山が増えた分減少しました。記録を見たら年間800kmしか走れていませんでした(去年は1300km) 。2年ぶりの100kmライドもありましたが、全体的には走り込み不足でしたね。新しいロードバイクを買うとか、モチベアップが必要かもしれません。

・家庭 (50点)

仕事の負荷が上がり趣味や勉強の時間を譲らなかった分、しわ寄せが家庭にいってしまいました。妻との時間が減り、家事の質も下がりました。掃除とかけっこうサボっちゃいましたね。今年は家庭に関してはやけにあっさりした1年でした。最低限の休日の作り置きはクリアしたのでヨシ!

・自己研鑽 (60点)

忙しいなりにも頑張ったほうだと思います。4月に受けた応用情報技術者はなんとか合格できました。2回目で受からなかったら諦めようと思っていたので良かったです。特に仕事に活かされる見込みはないです笑。あとは、11月にTOEFL iBTを受けました。Speaking, Writingが""伸びしろが十分にある点数""だったので春にリベンジですかね。ただ1回245ドルは高い。英語はやっておいて損はないですからね。英語圏で仕事に不自由ないくらいには身に着けておきたいです。プログラミングなんかもすこし齧っていますが、あまりまとまった時間は取れてないです。

・家計 (70点)

投資の深みにはまりつつある1年でした。毎月運用報告を続けることができたのは良かったかなと。継続は力なりとは言いますが、あんまり結果には結びついていませんね。日々の生活は慎ましく、旅行や趣味にそれなりに使うことができたので健全だと思います。共働き子供なしの今は余裕ありますが、将来のための資産形成もしっかりやりたいです。

 

それではよいお年を。

資産運用レポート(2021年11月)

2021年11月の資産運用振り返りです。10月に最高値を更新した勢いそのままに高値を追った11月前半ですが、インフレや金融引き締め、オミクロン株の懸念で下がった後半でした。

11月末時点のポートフォリオを先月から比較します。徐々にレバレッジ比率を上げていますが、結果的に下旬の株価下げを被弾する結果になってしまいました。短期売買を試しているのでポートフォリオの変動が大きいですが、月末時点ではNasdaq100, Dow30, 香港H指数を増やしています。ちなみに指数の名前で表現しているもの(Nq100, SP500など)や金は信用取引で売買しています。米国株、日本株などのくくりは現物株です。

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【今月の指数】

引き続きS&P500, Nasdaq総合, TOPIXを重視します。今月は軟調な値動きでした。

日本市場は相変わらずダメですね。

S&P500:4605.38→4567.00, 前月末比-0.83%

NASDAQ総合:15498.4→15537.7, 前月末比+0.25%

TOPIX:2001.18→1928.35, 前月末比-3.64%

金先物:1783.9→1776.5, 前月末比-0.41%

為替:USD/JPY  114.00→113.13

1か月の指数の動きをチャートにして比較しています。時間軸がずれているので上記の数字とはやや異なります。IXICがNasdaq総合、SPXがS&P500、DJIがNYダウです。20日くらいまでは順調でしたが、そのあと下落傾向です。私はそのころ旅行していて下落に対応できず損失が拡大してしまいました。

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【個人成績】

トータルリターン:10.5%→9.5%

元本増加率:1.6%

株価指数軟調でしたし、為替も円安になっているので普通のパフォーマンスだったと思います。特に米国個別株の利益が大きく目減りしました。信用取引にも慣れてきたので来月はいい結果を出したいです。

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おしまい。

 

鹿児島・屋久島旅行

東京のコロナ感染者数も1桁になるなど、だいぶ収まってきた様子ですね。私も無事ワクチンを2回接種したのでここぞとばかりに旅行してきました。欧米の状況を見るに遅かれ早かれ感染者数は再び増加すると思っており、そのときは決断力のない日本のことなので治療薬が普及するまでの辛抱だとか言って自粛ムードをだらだら続けると見ています。オミクロン株で即国際便停止即再開というガバガバ・ガバナンスも見せてくれましたし、もうちょっと上手くやってほしいです。(文調でお分かりかと思いますが、私はコロナ対策の経済活動制限には否定的です)

ということで、行くならこのタイミングしかないと思い、兼ねてから行きたかった屋久島行きを決めました。ちなみに私は最近登山にハマっていて今夏は富士山に登りました。富士山と屋久島、登山愛好家の2大スポットと言って過言ではないこの2つに1シーズンで行くことになるとは思いもしなかった。

 

【計画編】

限界一人旅には入念な計画が欠かせません。青春18でギチギチの乗り換えプランを組んでた頃の経験が生きますね笑。しかし、離島に行くのは本当に大変です。有名な縄文杉を日帰りで見に行くには、最低でも日の出と同時くらいにスタートする必要があるのですが、そうすると屋久島に前日入りすることになります。順調に下山できれば夕方の飛行機に乗って帰れると思いますが、本当に忙しい旅程になります。

いろいろ考慮すると2泊3日は必要で、これで基本骨格が決まります。

1日目:東京→鹿児島→屋久島(屋久島で宿泊)

2日目:早朝から登山(屋久島で宿泊)

3日目:屋久島→鹿児島→東京

 

次にコストです。なるべく安く済ませたいところですが、離島に行くのは交通費がかさみます。首都圏から出発なら、LCCで成田→鹿児島、高速フェリーで鹿児島→屋久島が時間/コストのバランスが一番とれていると思います(ローシーズンの平日なら往復4万円くらい)。大型フェリーであればもっと安いですが、時間がかかる上に到着時間も都合が悪いのであまりお勧めしません。ちなみに私は全て飛行機を選択しました。

0日目:羽田周辺に泊まる

1日目:羽田(6:25)→鹿児島空港(8:20)

     鹿児島観光

     鹿児島空港(16:50)→屋久島空港(17:30)

     宿泊

2日目:登山

     宿泊

3日目:屋久島観光

     屋久島空港(18:00)→鹿児島空港(18:35)

     鹿児島空港(20:40)→羽田(22:15)

社会人になるとまとまった休みを取るのが難しいです。会社のカレンダーが11月20日~23日の4連休だったので、このタイミングしかないと思ったのですが、航空券が高過ぎて絶望しました。というわけでコスト圧縮のために羽田周辺に前泊して日曜日の早朝便を選択しました。一般的な連休であれば、帰省方向は初日以外の遅い便・早朝便が安く、Uターン方向は最終日の遅い便が安いです。よって、土~火のカレンダーであれば、日曜早朝発&火曜最終便は合理的な選択です(体への負担は知らん)。始発便は家から出ると間に合わないので羽田周辺で前泊です。空港で野宿でもいいのですが、さすがに登山を控えて体調を崩すわけにもいかないのでスパサウナ付きのカプセルホテルに泊まりました。1日目はどうせ屋久島への移動になるので、無理やり鹿児島観光を入れて、3日目はせっかく屋久島に行くので登山以外の観光をしてから帰ることにしました。帰りは終電ギリギリでいい感じに限界一人旅感のあるスケジュールになりました。

 

【登山準備編】

屋久島は九州最高峰の宮之浦岳(1936m)を中心として島全体が山のような険しい地形です。宮之浦岳縄文杉といった定番スポットは登山口から片道5時間程度かかります。縄文杉までのルート(下図の①)はとてもよく整備されているので早朝に出発すれば日帰りは十分可能です。ただ、登山口がマイカー規制で入れないためバスなどを利用しましょう。私はせっかくレンタカーを借りるのにバスを使うのもなあと思って、違うルートからアプローチすることにしました。白谷雲水峡というこちらもまた素晴らしいハイキングコースから峠を越えて縄文杉を目指します(下図の②スタート)。本当は縦走したかったのですが、季節的に寒く日も短いので日帰りはかなり厳しいです。天気予報とかゴールしてから車を取りに行く面倒さなどを懸念してやめました。

屋久島登山道マップ - 屋久島エコツアーガイドAND (and8940.com)

そして雨対策が必須です。屋久島の山中は年間降水量10,000mmとも言われ(東京の6, 7倍くらい?)、レインウェアがないと体温が下がり危険です。また、単独で登ることもあり、十分な食糧・水、万が一に悪天候で下山できないときに備えて寝袋を準備しました。幸い山小屋がいくつかあるのでテントまでは要らないと思います。

 

準備編が長いですか。限界一人旅は計画が8割なので。。

 

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資産運用レポート(2021年10月)

2021年10月の資産運用振り返りです。9月は米国株指数が下落しましたが、10月に入ると何事もなかったかのように上昇に転じ、再び史上最高値を更新しました。金融政策には明るくないのですが、アメリカさんはあんなに金融緩和しまくって大丈夫なんですかね。11月から来年6月にかけてようやく金融緩和を縮小することが決定したとのことですが、後手に回っている感は否めません(と主張する専門家もいます)。個人的にはいつ暴落がくるのか怖くて仕方ないのですが、株価は順調に上がっていくので乗り遅れないように付いていくのも大事です。

先月のブログで投資スタンスを変えますという宣言をして、強気相場ではレバレッジ1.5倍までは許容しようと決めたのですが、チキンなのでできませんでした。

現在のポートフォリオはこんな感じです。現金が9.5%残っているのでレバレッジ比率は0.905ですね。レバレッジ比率が1.5になったら現金-50%と表現することにします。ちなみにグラフ中の投資信託にはNISA, 企業型年金(DC), その他自主的にやっている投資信託を含みます。今月は銀行預金を投入してNasdaq100, S&P500, 金を大きく買いました。

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【今月の指数】

引き続きS&P500, Nasdaq総合, TOPIXを重視します。金投資をするようになったので金の価格にも注目していきたいと思います。

S&P500:4307.54→4605.38, 前月末比+6.91%!

NASDAQ総合:14448.6→15498.4, 前月末比+7.27%!

TOPIX:2030.16→2001.18, 前月末比-1.45%

金先物:1757.0→1783.9, 前月末比+1.53%

為替:USD/JPY  111.27→114.00

米国株上がりすぎワロタ。円安も進んでいるので米国株インデックスガチホ勢はウハウハだったのではないでしょうか。私もつみたてNISA残高が急に増えてびっくりしました。

 

【個人成績】

トータルリターン:8.2%→10.5%

元本増加率:5.1%

順調な1か月でした。米国株指数よりunderperformしていますが、これは今月から信用取引を始めたのもあり、色々遊んでお金を溶かしたのが原因です。高い勉強代でした。

9月末から投資元本が急増しているのは、銀行預金のほとんどを投資用の口座に移したためです。上手くやれば9月の相場の底を拾えたのですが、思い通りにはなりませんね。

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毎月の投資成績はこんな感じで続けていこうと思います。

 

PDCAの渦に巻き込まれると感情が消失する

上司との仕事の進め方に対する感覚の違いに苦しむ毎日を送っていますが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。ところで毎回ブログを書くときに書き出しに迷うのですが、テンプレート化したほうがいいですかね。

最近はチーム4人のうち1人が育休を取っています。地獄のような毎日ですが案外なんとかなっています。今の業務負荷が続いたらプライベートが破壊されてしまうので仕事辞めます。というのは冗談ですが、業務内容が変わった今年度になって本当に仕事が楽しくなくなりました。

業務量が増える→付随する単純作業(書類作成, データ整理)が増える→考える時間が減る→アウトプットの質が低下し仕事が増える

という負のスパイラルが止まりません。アクションを定めて仕事を動かすことが自己目的化しており、課題の解決にはちっとも近づいていない某案件があるのですが、上司が仕事の内容まで細かく指示してくるんですよね (しかも分量が異常に多い!そして内容が薄い!)。一方で、「こういう案件があるんだけど、こういう目的だから検討進めておいてくれない?」と上司が雑に投げてきた仕事は順調に進んでいます。仕事の難易度の差こそあれ、マネージャーが細かい仕事の内容にまで口を出す必要があるんですかね?ブログで愚痴っていないで本人と議論しろというご指摘はもっともなので、次の面談で相談します。

強引に今日の主題に話を持っていくのですが、つまらない仕事といったときに真っ先に思い浮かぶのがPDCAです。もっと正確に言うとPDCAの間違った使い方をしている連中の悪口です。PDCAは広く知られているので今更説明するまでもありませんが、Plan, Delay, Cancel, Apologizeのアレです。

PDCAというと思い出すのが、私が就活で某大手化学メーカーの事業所見学に行ったときに何人かの社員の方が仕事紹介をしてくれたことです。研究、生技、品管といった仕事内容までは忘れてしまったのですが、結構ベテランの社員の皆さんが「仕事で大事なのはPDCAです」と口を揃えて言うんですよね。当時の私は何となく違和感を覚えて会社に対する印象もあまり良くなかったのですが、そのあと最終面接まで進み(内々定ゼロだったにもかかわらず)面接官に対して失礼な発言をしてしまい落とされたのは今となってはいい思い出です。当時の私にはその違和感を言語化することができなかったのですが、今ならもう少し明確化できます。

元々PDCAは品質管理の分野から出てきた概念であり、研究開発の場ではあまり役に立ちません。ところが新入社員研修で「PDCAを回せるようになりましょうね~」などと外部講師が教えるので、日本全体に蔓延ってしまったというのが私の見解です。新卒一括採用、一斉研修とかいう本当にしょうもない文化。日本経済が停滞する諸悪の根源の1つといって過言ではない。とはいっても、ある側面では新入社員にPDCAを推奨するのも理解できます。PDCAレベルのことができないと安心して仕事を振れず戦力にすらならないので、早く一人前に仕事してくださいねくらいのメッセージだと受け取りましょう。話を戻すと、PDCAが効果を発揮するのはまさしく品質管理のような「継続的な改善」を求められる場です。メーカーにおける製造や品質管理の場では、製品という明確な対象があり、効率的な生産、品質の向上といった明確な目的があります。ここでいう「継続的」とは仕事の対象や目的がある程度定まっていることとほぼ同義と言ってよいと思います。一方で研究開発の場では何もわかっていない状態からスタートすることがしばしばです。研究開発の人間が「PDCAで仕事を進めています」とか言っていたら、「ふーん、PDCAで対処できる程度の仕事なのね」という印象ですね。某大手化学メーカーは就活生である私たちに説明しやすいようにPDCAを持ち出したのだと信じておきましょう。

一方で、研究開発の場で適用できる概念としてOODAループというものがあります。

OODAループ - Wikipedia

会社の研究開発のトップが推奨していたので知りました。PDCAよりよっぽど妥当に思えます。意思決定に重きが置かれているのがポイントで、未知の状況に遭遇したときに人はどのように意思決定していくのかという視点が研究開発にマッチしています。4つもあると忘れてしまうので、私としては普段の仕事では2つだけ意識しています。

1. 科学的手法に基づいて材料を提供する。(= Evidence)

2. 出てきた材料をどう料理するか判断する。(= Judgement)

開発の一担当者としてはEvidence & Judgementだけ外さなければ十分に一人前だと思っています。ただ、特に時間的な制約の大きい企業の開発においては(企業に限らず一般的にそうだと思いますが)、100%自信をもって判断できるだけの材料が揃うことは稀です。そういう意味では、ある程度グレーな状態でも思い切って決断することも必要になってくるのですが、最初からちまちま網羅的に検討を始めたり、証拠が足りないからと過剰に神経質になって判断を遅らせるから、仕事が前に進まないんですよね。上司への不満はだいたいここに集約されるのですが、責任を負う管理職の立場もわかるのでこのデータだけでは判断できないと言われてしまったらある程度は私の実力不足です。程度問題だとは思いますが。油断するとすぐ仕事の愚痴が出てきてしまう…

もう少し視点を広げて開発プロジェクト全体の流れを捉えるとき、EvidenceとJudgementで土台を作って、それを体系化して社内に展開(Systematization)、遵守(Compliance)させれば、ビジネスとして世に出すモノができそうですね。開発プロジェクトの4要素=EJSCです!(センス無さすぎ…)

下らない話はさておき、仕事に対する無力感、停滞感を感じるとき、ちゃんとJudgementしていますか?という風に自分に問いかけるようにしています。ここでいう「判断」は色々なことを包含していて、単に出てきた結果を考察するだけではなくて、例えば、課題に時間をかけて向き合っているかとか、重箱の隅をつついていないかとか、今これをやるくらいなら他の案件のほうが優先じゃないかとか、、、。

どこに重きを置くかは人それぞれです。先述したOODAループの概念にも含まれますが、研究開発においては必ず個性や経験がアウトプットに色濃く反映されます。一言で言うと、研究のセンスが良い悪いとかいう話です。

 

長くなってしまったのでここまでにしましょう。まとめると、研究開発の場ではPDCAはクソ、センスのいい研究者になりたいなの2点です。

おしまい。

 

 

投資2年目の戦略を考える

 昨年10月頃から本格的に個別株投資を始めてから1年が経ちました。この1年を振り返りつつ、2年目に向けた戦略を記録しておこうと思います。

この1年は下記の記事で書いた方針に沿って運用してきたのですが、上手くいった部分もいかなかった部分もありました。概してそれなりに利益を出すことができ、色々な学びもあったので満足しています。

yu-k101010.hatenablog.com

 

【1年間のまとめ (2020/10/1~2021/9/30)】

トータルリターン:+15.1%

<各指数との比較>

S&P500:3363.00→4307.54, +28.09%

NASDAQ総合:11167.5→14448.6, +29.38%

TOPIX:1625.49→2030.16, 前月末比+24.90%

資産額の生データを書くのは抵抗があるのでパーセンテージのみ記載しているのですが分かりづらいですね。米国株はインデックスで3割近くも上がっていて凄まじいです。株式市場はコロナ禍の金融緩和でお金じゃぶじゃぶ状態ですからね。これ以上なく良い環境だったと言えるでしょう。

私のリターンは指数に対して大幅にunderperformしているように見えますが、実際には少しずつ入金して1年前から元本が2倍近くまで増えているので比較が難しいです。割り算の分母が増えていく状態なので、パフォーマンスが低くなるのも致し方なし。比較対象とか言って指数を持ち出しておきながら比較になっていなくてすみません。

1年目の反省点は資金の運用効率が悪かった、これに尽きます。やはり投資そのものへの怖さがあり、全資産の30%程度しか運用できず、残りを現金保有するという状態でした。資産運用の資金は預金通帳とは完全に切り離し、お小遣い帳とは別々に管理するようにしていました。最悪0になっても構わないという気楽な気持ちで投資ができた一方で、コロナ禍の金融緩和で爆上げした相場を十分に活用できなかったことになります。現金を保有する=日本円に投資しているという意識が必要だと思います。

世の中の投資家たちが一段と裕福になったということは相対的に我々は貧乏になったということです。資本主義は格差生成システムですからね。

 

【投資2年目に向けて】

今年は個別株投資で本格的に投資を始め、投資元年と言えるのではないかなと。投資2年目は「信用取引」に挑戦します。デイトレーダーになりたい訳ではありません。日中は仕事がありますし、睡眠時間を削ってまで市場に張り付いていたら体を壊しちゃうので。FXもやってみたい気持ちはありますが、チャートが気になって仕事が手につかないみたいな状態は滑稽なので、FXをやるとすればツールを自分で開発して自動売買かなあと思っています。

話が脱線してしまいましたが、信用取引を使ってやるのは長期保有を前提としたインデックス投資です。信用取引ではレバレッジをかけられるところが現物売買とは違うところですね。要は1万円の資金で2万円分の資産運用もできるってことです。運用効率や流動性の面でメリットがありますが、当然リスクは大きくなり、最悪借金を背負う可能性すらあります。初心者にはお勧めしません。私としても、リスクは増えますができる限り健全な形で、あくまで慎重にやっていきます。

また、信用取引をやる目的が資産の運用効率の向上である以上、最低限の生活防衛となる現金を残して大部分を運用するのが前提となります。レバレッジ=借金して株を借りることなので、利息に相当するコストがかかってきます。レバレッジをかけながら余剰の現金を持つのは頭が悪いですね。月々の生活費があるので、口座残高不足でクレカの引き落としができなかった!なんてことにならない程度の預金は残しますが。また、リーマンショックやコロナショックのような大暴落を被弾しても困るので、2倍3倍といったハイレバレッジはやりません。デイトレならともかく、長期投資で2倍以上はやり過ぎかなと。高くてもせいぜい1.5倍とかの"マイルドレバレッジ"を考えています。

下記のブログを参考にしています。

東大バフェットの米国株式投資ブログ|神のみぞ知る投資法 (selfinvest.net)

 

 

【投資2年目の戦略】

戦略を立てる前に投資のモチベーションは何なのか、どの程度のリスクを取れるのかを再確認します。

まず、私は資産運用を決して収入源の柱として期待しているわけではなく、あくまで「趣味」です。個別株をやれば企業を知るきっかけになりますし、経済や資本主義に対する理解が進みます。そしてスポーツやゲームなんかと同様に、やるからには上手くなりたいということです。上手くなって金を稼ぎたいというより、ゲームの攻略(ポケモン対戦で高レートを目指すとか)に近いですね。私の生活の中心は会社員としての勤めであり、化学×モノづくりに携わることに一番の重きを置いています。化学業界って基本的に参入障壁が高いので、ちゃんとした企業に雇ってもらって環境を利用するのがいいと思うんですよね。(起業する勇気なんて到底ないです)

幸いにも我が家は共働きで子供もいないので養わなければいけない人はいないし、月々の収支はプラスなので、仮に貯金がゼロになったとしてもすぐに困ることはない(本当に?)のでリスク許容度は比較的高いといえるでしょう。コロナ禍の暴落が約30%、リーマンショックの暴落が約50%であったことを考えれば、レバレッジ1.5倍くらいまでなら破産はしないんじゃないかなと思います。(当然逆指値で防衛しますが、、)というわけで相場が安定していればレバレッジ1.5倍は許容できそうです。

次にポートフォリオの組み方ですが、超長期投資前提のつみたてNISAやDCは除くとして、それ以外の割合はこんな感じで考えています。今まで個別株をやってきた部分をほとんどマイルドレバレッジのインデックスに変えようと思います。もちろん信用取引流動性が強みなので市場の様子を見ながら変えていきますが、一応目安として割合を決めておきます。

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・米国インデックス(50%)

米国株は上がりすぎなんて意見もよく聞きますが、当面は米国が覇権を維持するのは疑いないというのが個人的意見です。いわゆるGAFAMに対抗できる企業が他の国から出てくるのは何年後になるでしょうか。ですので、黙ってNasdaqS&Pを買っておけばいいかなと思っています。場合によっては他の先進国や新興国に少しだけ回すかもしれません。

・中国インデックス(10%)

ここ最近株式市場にとってはあまりいいニュースのない中国ですが、このまま黙っていて没落していくとは思えません。中国共産党次第ですが、一定割合は持っておこうかなと思います。香港指数に連動する商品で運用予定です。

・米国個別株(15%) & 日本個別株(10%)

お楽しみ枠です。インデックス投資だけだと退屈なので。隠れ優良株を発掘したり、好きな会社の株を保有して遊びたいと思います。素人が個別株やるとたいてい株価指数に負けます。(玄人でも勝つのは難しいのに況や素人をや。)

・仮想通貨(5%)

仮想通貨に対するスタンスは変わっていません。BTC, ETHだけ少し持っておこうかなと。利益を出してしまうと確定申告が必要なので、早くETFが承認されて欲しいです(説明は割愛します)。最近は良くも悪くも話題になり、色々な通貨が乱立しているのもあって、法規制で暴落しないか心配です。

・金(10%)

ヘッジとして金投資を新たに取り入れようかと思います。最近は仮想通貨に話題をさらわれている感はありますが、アメリカがどんどんドルを刷っている状況なのでインフレ対策として有望視しています。

・その他の投資先について

ほかにも債券や不動産などの金融商品はありますが、一度に手を広げ過ぎると大変なので今すぐはやめておきます。REITはちょっと興味あります。

 

文字ばっかりでごめんなさい。

おしまい。