理系オタクが適当に感情を吐露するブログ

化学メーカーで働いています。理系オタクの独り言ブログです。半分は日記、半分は資産運用の話。

石の上にも三年いれば膝を壊す

早いもので気づけば入社してから3年が経った。この3年間はあっという間で、人生がどんどん希薄化しているのかと思う。石の上にも三年いれば暖まるとは言うが、確かに石は暖まったかもしれないが、脚はしびれ、膝は痛み、顔色は悪いかもしれない。

 

思い返せば2021年度、仕事の満足感は急激に悪化した。課内の配置換えで上司が変わり、社内の最重要顧客の技術担当になった。忙しくなったのは半分どうでもいい。上司とのそりが合わないのがかなりまずい。最初の半年ほどは変化に順応するのに意識が向いていたのであまり気にならなかったが、下半期は明らかに仕事がストレスになった。おそらく転換点はチームメンバーの一人が1か月の育休を取った10月頃。業務負荷が増え、その日その日を凌ぐので精一杯だった。苦手な冬を迎えて慢性的な体調不良をかかえてしまい、運動する頻度も減った。

冷静に振り返っていろいろ思うことはある。まず、自分は思っていたよりも仕事ができないということ。いや、たぶん会社からの評価は悪くないはず。でなければ重要な顧客を任せるはずはないから。ただ、自分はもっとできるはずという勘違いがあった。仕事が増えたといっても36協定は守っているし、サービス残業の類はない。その程度の負荷なら仕事の傍ら、家事をちゃんとして趣味も楽しんで自己研鑽も怠らない、それくらいのことはできると思っていた。当然できなかった。

限られた自分の時間を仕事に注ぐのはもったいないと思うようになった。もっと楽しく取り組める仕事があるんじゃないかと思って転職を考えるようになった。余計に時間が無くなった笑。

 

上司の悪いところを挙げていこうと思ったが、先に良い点を書くことにする。

・仕事熱心であること

これはある意味一番大事かもしれない。やる気のない上司の下では働きたくない。熱心過ぎるのも困るのだが。

・面倒見がよいこと

ちゃんと資料とか見てくれる。アドバイスもくれる。

・顧客に信頼されている

顧客との関わりが深い部署なのでこれもかなり大事。

 

最近はだいぶやさぐれているので嫌いなところは無限に挙げられる。

・やることを決めることはできるがやらないことを決められない

とにかく細かくやりたがる。仕事を無駄に増やすが、キャパを考慮しない。しわ寄せは将来を見据えた開発のほうにいった。この1年ほとんど改良技術に手を出せなかった。これは私にも大きな原因がある。

・人の意見を聞き入れない

上司はとても舌が良く回るのだが、議論になると相手が自分の意見を聞き入れるまでしゃべり続けて納得させる。プレゼン資料も時間ギリギリまで直させる。そんなにすべて自分の思い通りにしたいなら最初から全部自分でやれ、と思う。あのやり方では部下は育たない、と部下の私は思う。

・悪い意味で人を巻き込む

社会人のスキルとして「人を巻き込んだ経験」がしばしば問われる。いい意味で目標に向かって協力できればいいのだが、上述のように、上司は型にはめて非常に細かく検討するので、いくら人手があっても足らない。そのため他チームや他部署の人員まで巻き込んで手足のように使ってしまう。これは本当にやめて欲しい。

 

正直、今はチャンスなのかもしれない。4月に課長が変わった。新しい課長は私が仕事に対して抱えている不満にすぐに気づいてくれた。彼曰く、私の職場での表情があんまり良くないらしい。簡単に気づかれるということは、上司も気づいているのかもしれないな。

とはいえ、仕事は仕事。相性の合う合わないはあれど、チームで良い結果を出すことが責務。「置かれた場所で咲きなさい」という言葉があるように、目の前のことに集中するのも大事だ。でも別に荒野に咲く花である必要はない。豊かな土地を見つけたら機を逃さずそちらに移りたい。そんな社会人4年目にしたい。

 

ここまで辿り着いた方へ。

こんな愚痴垂れ流しを読ませてすみません。まあこのブログは自己満足なのであしからず。

おしまい。