理系オタクが適当に感情を吐露するブログ

化学メーカーで働いています。理系オタクの独り言ブログです。半分は日記、半分は資産運用の話。

資産運用レポート(2022年1月)

2021年1月の資産運用振り返りです。年初から株式市場は大荒れです。私も大きく被弾したので戦略の立て直しが必要な状況です。これについては後述します。

こんな調整局面だからこそ、1か月ごとのレポートは大事だと思っています。毎日の値動きに囚われず、冷静に客観的に振り返ることで自分の資産運用のかじ取りをしていく必要があります。考えることをやめたら終わりです。そう思い直したらこの相場を楽しもうと前向きな気持ちになれました。

資産運用とは半分無関係ですが、年初から体調が悪くずっと低空飛行しています。コロナに罹ったわけでも、病気と診断されたわけでもありませんが、頭がぼんやりしていて思考力が鈍っている感じです。今これを書いている瞬間も頭が痛い。仕事のパフォーマンスは体感7割に落としているのですが、それでも職場への往復だけで体力を使い果たして帰宅後や休日はだらだら過ごすだけになっていました。最近ようやく回復の兆しが見えてきたところです。

 

【今月の指数】

前置きが長くなりましたが、今月の相場を振り返っていきます。

S&P500:4766.18→4515.55, 前月末比-5.26%

NASDAQ総合:15645→14239.9, 前月末比-8.98%

TOPIX:1992.33→1895.93, 前月末比-4.84%

金先物:1830.4→1795.0, 前月末比-1.84%

為替:USD/JPY  115.08→115.10

年初からかなり下がりました。一時期Nasdaqが-16%でしたので月末にかけてだいぶ戻した形です。

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【個人成績】

トータルリターン:13.6%→0.1%!!!

元本増加率:13.1%

株は怖いねー。ちなみに元本増加が多いのは冬のボーナスを入金したためです。S&P500を2.5倍、Nasdaqを1.5倍ほどアンダーパフォームしているのでレバレッジを掛けているのは言い訳になりませんね。

今月からグラフを変更しました。理由は後述します。見ての通り、信用取引で高額の損失を出してしまいました。信用取引を本格的に始めて3か月、売買戦略が確立できないまま荒れ模様に突入してしまったのが根本原因です。また、単純な経験不足もあって証拠金をちゃんと入れていなかったために痛恨のロスカット1発でボーナスの半額ぐらい飛んでさすがに堪えました。そのときに体調も悪いし、相場が落ち着くまでトレードは控えようと決めたら月末にスルスル上がっていきましたね。典型的な負けパターンです。高い勉強代(合計ボーナス1回分)でしたが、正直結果はそこまで気にしていないです。それよりもここで反省や思考を止めてしまうことが本当の敗北です。

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【今月のトピック】

今月の反省、これに尽きます。全体的には取引ルールを厳格化し、規律あるトレードに徹することです。また将来の自分のためにいくつかのポイントを書き残しておきます。

①まず、相場が荒れ始めたときの基本は「現金比率を上げる」「高リスクなものから手放す」です。しかし自分の取った行動は、比較的リスクの低い個別株を売り、リスクの高い指数先物のポジション整理をしませんでした。ちなみに個別株も十分リスクは高いということは認識しています。投資信託, ETF < 個別株 < 指数のレバレッジですからね。
対策:資産管理を現物と信用で分離しました。信用取引に使う元本は総資産の1/3を超えないようにします。また、信用取引レバレッジ上限を2倍までにします。こうすることでどんな強気相場でも資産全体のレバレッジ比率は1.33倍に抑えられます。

2/3の現物のうち1/3は資産形成用の指数連動ETF, 投資信託(NISA, DCも含む)にします。残りの1/3は個別株や仮想通貨などのリスク資産に充てて自由に投資を楽しみます。

②視野が狭かった。私がメインで取引しているNasdaqは変動が大きく、NYダウやS&P500のほうが比較的安定しています。上のグラフを見れば一目瞭然です。環境が良いところで取引するというのも一つの教訓です。さらに言えば、株式指数が下げる一方でコモディティー価格は大きく上昇しました。原油天然ガス、トウモロコシ、大豆などです。商品先物はよりリスクが高く、私自身Gold以外に手を出すつもりはなかったのですが、要検討です。ただ食べ物で遊ぶと罰が当たると思うので、穀物先物取引はやめておこうかな。

対策:難しい。相場が荒れたときはレバレッジ比率を下げることで代用する。

③ロボアド先生を参考にする。実はロボアドを少額やっていますが、見事に11月末に米国株を全て売却し、新興国株5割、金3割、債券2割のポートフォリオにシフトすることで2%程度の下落にとどめていました。全てAIが正しいとは限りませんが、他人の意見よりも機械的にトレードするAIのほうが信用度は高いです。

対策:ロボアドのリバランスに注意!

 

環境の良いところで投資するといえば、米国証券口座を開設しました。国際送金が面倒でまだ稼働できていませんが、売買手数料を大幅に下げられますし、高度なオプション取引にも活用できます。現金を輸送するため、すべての米国個別株を徐々に売却して現金化しているところです。なので今月はポートフォリオのグラフは省略しました。米国株買うならアメリカの口座を使う。合理的だと思います。日本株は当然日本の口座で取引します。正直、管理が面倒なので全くお勧めできません。毎年の確定申告も必須になりますし。。

 

来月はリベンジします。

おしまい。