2021年12月の資産運用振り返りです。2021年は何を買っても儲かる簡単な年でした。S&P500は1年間で27%上昇。円安ドル高も進み、円ベースでは40%程度のリターンとなったはずです。指数を買って気絶するだけの簡単な相場。
2022年は政策金利の引き上げ、インフレ、コロナなどで世界経済がどのように動くか非常に楽しみです。少なくとも2021年のような楽観ムードはなさそうです。リスク管理をしっかりやって、大きな損失を出さないように気を付けたいですね。
12月末時点のポートフォリオを先月から比較します。先月から短期売買を試しているのでポートフォリオの変動が大きいですが、月末時点ではNasdaq100を多めに持っています。年末のトレードに失敗したのが反省点です。個別株の割合がやや減りましたが、含み損の損出しのためです。
【今月の指数】
引き続きS&P500, Nasdaq総合, TOPIXを重視します。
S&P500:4567.00→4766.18, 前月末比+4.36%
NASDAQ総合:15537.7→15645, 前月末比+0.69%
TOPIX:1928.35→1992.33, 前月末比+3.3%
金先物:1776.5→1830.4, 前月末比+3.03%
為替:USD/JPY 113.13→115.08
1か月の指数の動きをチャートにして比較しています。時間軸がずれているので上記の数字とはやや異なります。IXICがNasdaq総合、SPXがS&P500、DJIがNYダウです。今月は円安が進み、S&P500, NYダウが強かったです。米国株をつみたてNISAだけやっていますという方などは堅調だったのではないでしょうか。年末にかけて上がりましたが、金融機関がクリスマス休暇に入り出来高が減っている中での上げなので、年明けどう動くかは読みにくいです。今月はTOPIXも健闘しました。
【個人成績】
トータルリターン:9.4%→13.6%
元本増加率:1.7%
株価指数が堅調だったので普通のパフォーマンスだったと思いますが、資産は大きく増えたので満足です。仮想通貨が今月弱かったですがきっちり相殺してくれました。
【今月のトピック】
手数料や税金をどう減らすか。これは株をやる上でパフォーマンスを左右する大事な要素です。税金は1年単位で決まるので、年末に確定益があれば含み損を抱えた銘柄と相殺して払い過ぎた税金を取り戻すことができます。私も2, 3万くらいは回収しました。全部含み益なら嬉しいんですけど、これだけ好調な相場でもそんな上手くはいきません。そして、日本の証券口座からだと米国株の取引手数料がけっこう高いです。計算したらこの1年で$167の手数料を取られていました。海外証券口座を開くと手数料はかなり下がるので現在検討中です。資金の移動や確定申告が面倒なので一長一短です。相場が停滞すれば手数料負けもありうるので賢く対策したいです。
おしまい。