理系オタクが適当に感情を吐露するブログ

化学メーカーで働いています。理系オタクの独り言ブログです。半分は日記、半分は資産運用の話。

労働は本質的にクソ

ふと思い立ったので久しぶりに更新です。記事を書くネタはいろいろあるのですが、なかなかやる気が起きないんですよね。。雑に書いているつもりではあるんですが、何だかんだ推敲していると1時間くらいはかかってしまうのでハードル高いです。

 

久しぶりに仕事のことについて書こうと思います。前回が2月だったので半年以上経っていまいました。いつも通り何も考えずに書き始めるとしますか。

・コロナ影響について

今更感がありますが、前回の仕事関連の記事が2月なのでその頃はまだ流行が始まったばかりでした。コロナショック以降いろいろな変化がありました。一番はお客さんとの打ち合わせがWebになったことですね。コロナ前は月一くらいで新幹線に乗って出張していたので、大きな変化です。新幹線に乗るのが地味な楽しみだったのでちょっと寂しいですね。普段の仕事は一度も在宅勤務になることはなく、通勤し続けています。やはりメーカーの開発職は現場に行かないと進まない仕事の比率が高すぎますね。在宅勤務特有の自己管理とかを気にしなくてよいので正直ありがたいです。地味につらいのがマスクの着用義務です。感染対策を考えれば当たり前の措置ですが、アレを着けていると顔は暑くなるし、脳に酸素が足りない気がするしで苦しいです。メリットはひげを剃らなくても気にしなくてもいいことくらいですかね笑。受注が激減して会社の数字的には厳しい状況らしいですが、開発は数年先を見据えて進めていく仕事なので特に影響もないです。ボーナスが減るのは残念ですが、この時世もらえるだけで十分です。

 

・仕事内容について

本題ですが、タイトルにもある通り、労働は本質的にクソ。とはいっても自分はとても恵まれていると思います。仕事内容には基本的に満足していますし、自分の能力に比べれば給料も十分にもらっていますし、人間関係もそれなりに良好です。2年目に入って仕事にはかなり慣れてきて、顧客向けのプレゼンを経験できたりと着実にステップアップしている実感もあります。

一通り擁護というか、そういう意味じゃないですよという前置きをしたうえで、どういうことか書いていくと、まずはルーチンワークの比率が高過ぎること。開発職というと比較的クリエイティブな印象がありますが、それでも頭を使わないただの作業が仕事の大半を占めます。でもこれは作業の標準化・品質向上のために必要なことなので仕方ないですし、個人レベルでも積極的に取り組むべきことです。すなわち、会社員としての労働は本質的につまらない方向に向かっていくということですね。嫌々ながらもやれば給料がもらえるので簡単に割り切れてしまうのがまた憎い。

もう一つは仕事への慣れと先輩社員、上司を見て悟ってきたことですが、あと何年後にはこれくらいのポジションにいて、この程度のことが出来るようになるんだろうなということが何となくわかってきてしまったことです。学生の頃までは、自分の将来はどうなるのかという漠然とした不安、自分の能力の低さへの失望、未来への一抹の希望を抱いて生きてきましたが、いざ将来にある程度見通しがついてくると急速に自分が陳腐化していく気がしてならないです。すなわち、労働は資本家が作った組織に身を差し出すことで安定収入を手に入れることなので、時に自分をわくわくさせてくれるような不確実性が減ってしまうんだろうなと思います。

1つ救いがあるとすれば、幸いなことに学生時代よりお金があるので、大それたことでなければ自分のやる気次第で色んなことが始められることでしょうか。というわけでなるべく新しいことに手を出そうとしています。例えば、資格試験の勉強をしてみたり、投資を始めてみたり、次に買う車のリサーチをしたりとかです。書く気が起きたら別記事にしようかなと思います。

 

またしょうもない自己満自分語りになってしまいました。

おしまい。

共働き夫婦の家計管理について

久しぶりに更新です。今回はタイトルの通り、共働き夫婦の家計管理について書きます。これから同棲や結婚する予定の方にとっては悩ましい問題かと思います。我が家の例なんかも書いてみたのでご参考まで。以下の順で説明していきます。

①家計管理のスタイル

②参考:我が家の家計管理

 

①家計管理のスタイル

夫婦が互いの収入・支出についてどこまで共有するかという観点で3つに分類しました。分類名は適当に名付けました。

1. 完全別財布方式

互いの金銭的自由を最優先する方式です。互いに経済的に自立している共働きの場合、パートナーに干渉されたくないという考えの方もいるかと思います。給与明細を見られたくない、使途を知られたくないなど夫婦間でのプライバシー重視を基本路線に据えます。例えば、家賃は夫、食料品は妻のように支出項目ごとに役割分担して管理するやり方が考えられるかと思います。

メリット:それぞれの収入を心置きなく自由に使える。

デメリット:共通の支出が不公平な分担となるおそれがある。

      家計の全体像が見にくく、貯蓄などの財産形成が個人に依存しがち。

 

2. 一元管理方式

2人の収入を合わせて管理する方法です。おそらくお小遣い制になるでしょう。夫婦のうち片方が家計管理に関心が低いなら上手くいきやすいと思います。関心が高い側が家計をハンドリングすればwin-winですので。効率を考えれば最善策だと思います。

メリット:家計全体が見やすく、管理しやすい。節約しやすい。

デメリット:個人の自由がない。

 

3. 一部共通財布方式

共通財布を用意しておき、夫婦の収入からある金額を共通財布に振り込みます。家賃、光熱費、食費などの夫婦で共通の支出をそこから払うことで家計を管理する方法です。我が家ではこの方法を採用しています。

メリット:個人の自由を保ちつつ、夫婦で協力して家計管理ができる。

デメリット:口座の数の増加、生活の変化による微調整など管理に手間がかかる。

      家計の全体像が見にくく、貯蓄などの財産形成が個人に依存しがち。

 

 

②参考:我が家の家計管理

一部共通財布方式を採用している我が家の例を参考までにご紹介します。

(1) 家計簿アプリの使用

共通財布の管理には家計簿アプリMon○yForw○rdを活用しています。最近の家計簿アプリは銀行口座やクレジットカードが連携できるのでとても便利です。夫婦それぞれのスマートフォンで同じアカウントにログインすることもできます。

 

(2) 共用の銀行口座を開設&クレジットカードの紐づけ

私の会社では給与振り込み口座を2つ指定できるのでこれを利用しています。つまり、共通財布用のの銀行口座に定額を振り込み、残りを自分のお小遣いとして別の銀行口座に振り込んでもらっています。これでいちいちお金を移動しなくて済みます。ある程度現金を手元におきたい事情もあって妻には毎月お金を下ろす手間をかけていますが、ネットバンクの送金を使えば簡単に共通財布として運用できます。

さらにクレジットカードを共通財布用の口座に紐づけ、家族カードを発行し、共通の支出は可能な限りクレカ支払いにすれば家計簿アプリが勝手に収支を集計してくれます。車を持っている方はETCカードも一緒に発行しておくと便利です。

 

(3) 家計の具体例(我が家を例にとって)

現在我が家では夫婦合わせて13万円(+会社支給燃料代, 約1万円)を共通財布に入れています。(夫婦の負担割合は秘密です(笑) 。) 支出を下記の通り想定した結果です。

家賃・・・4万円

 この部分は毎月固定なので見通しが立てやすいです。ファミリー向け2LDKのマンションに住んでいますが、家賃・共益費・駐車場など合わせてだいたいこの金額です。家賃補助のおかげで安く済んでいます。

光熱費・・・1万円

 平日の日中は基本的に家に人がいないのでこんなもんです。プロパンガスが高い。実際は0.8万円くらいです。

食費・・・4万円

 外食込み、会社での昼飯抜きの計算です。結構厳しい想定で、外食費を抑えないとすぐオーバーします。

自動車・・・3万円

ガソリン代(0.7万円)、車検(1万円)、損害保険(1万円)、自動車税(0.3万円)の合計金額です。ガソリン代以外は年単位で払うお金なので毎月貯金されます。車はお金がかかる。

その他・・・2万円

生活消耗品、医療費などその他の雑費

 

実際に2020年1月~7月の実績を見てみると、

収入 1,077,776円  支出 1,093,309円  収支 -15,533円

でほぼ収支トントンになっています。(※4月に共通財布に入れる金額を見直したのと、立替え金等があるので厳密には上述の想定とは一致しません。)

若干マイナスですが、2月に損害保険の保険料を1年分払っているのと、4月に車検があったので年末には十分黒字だと思います。一部共通財布方式はあくまでお互いのお小遣いを最大化したほうが嬉しいので、共通財布の黒字が大きかったら見直すべきです。

 

以上、ご参考まで。

おしまい。

 

結婚休暇を使って一人旅に行ってきた話(後編)

前編を書いてから1か月ほど経っているわけですが、書きっぱなしも気持ち悪いので後編を書きます。後編は3~7日目です。

前編はこちら↓

結婚休暇を使って一人旅に行ってきた話(前編) - 理系オタクが適当に感情を吐露するブログ

 

【3日目】

民宿「青岬」から3日目をスタート。この日はほぼ移動日で、足摺岬散策のあとは電車とフェリーを乗り継いで大分県別府市まで向かうプランです。「青岬」から足摺岬灯台までは数kmほどを歩いていく予定でしたが、女将さんのご厚意で車で送っていただけることに。9時45分足摺岬発のバスに乗れないと今日の宿にたどり着けないタイトスケジュールだったので本当に助かりました。おかげさまでゆっくり起床して、ゆっくり足摺岬を散策することができました。写真では表せないほどの絶景でした。あまりにも辺鄙な場所過ぎて旅程に組み込むか迷ったのですが、来てよかったです。
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無事に9時45分のバスに乗り込んで中村駅まで戻ります。ド田舎の例に漏れず乗客は自分だけだったのですが、途中のバス停で大学生くらいの若い女性が乗ってきました。聞くと2週間ほど一人旅する予定とのこと。暇なバス道中なので話し相手がいて助かりました。彼女はこれから高知市に向かうらしく、途中の窪川駅まで一緒でした。中村→(土佐くろしお鉄道)→窪川→(予土線)→宇和島→(予讃線)→八幡浜と乗り継いでフェリー乗り場のある八幡浜港に着いたときにはすでに17時。ローカル線に乗るだけでも楽しいのですが、さすがにケツが痛くなります。

八幡浜から別府へはフェリーで約2時間40分。コロナ騒ぎのわりには乗客がけっこういた気がします。ちなみにフェリーの自由席は場所取り合戦になるので早めに乗船していい席を確保しましょう。

この日は天候に恵まれて波は穏やか。佐多岬半島に沈む夕日を拝めたので満足です。

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20時15分、別府港に到着し、高級料亭「大戸屋」で夕食を済ませてほぼ移動だけの3日目は終わりです。

 

【4日目】

別府から4日目スタート。別府は温泉や地獄めぐりが有名ですが、去年来たばかりだったので、宿泊だけで早々にバスで由布院へ向かいます。九州は鉄道は不便ですがバス網が発達しており、比較的安価に都市間の移動ができます。由布院というと特急「ゆふいんの森」というおしゃれ電車が有名ですね。博多から比較的近いことや3月の3連休中だったこともあり、かなりの人出でした。由布岳をバックに風情のある街並みが残る素敵なところです。悪く言えば観光地化されている感は拭えませんが。次訪れるときは由布岳に登ってみたいです。

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この日はバスを乗り継いで阿蘇まで行く旅程。お昼過ぎには由布院を後にして再びバスに乗ります。阿蘇までの道中、黒川温泉で途中下車して次の便が来るまでの1時間でやや強引に散策。由布院が大衆的な観光地なら、黒川温泉は大人の隠れ家といった印象。温泉宿は軒並み宿代がお高く、高級車が次々と乗り付けるようなところです。時間がないので駆け足で一回りするくらいしかできませんでしたが、寄り道して良かったです。

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翌日はこの旅行一番のイベント、阿蘇サイクリングを予定していましたが、あいにく雨の予報で、2日目の四万十川サイクリングで痛い目に合っていたのもあって、早々にレンタサイクルをキャンセルして代わりにレンタカーを予約しました。一人旅だと無茶をしてしまいがちですが、疲れたら旅程を変えるとか、悪天候時は大人しくしているとかも大事です…

 

【5日目】

さて、雨予報のためサイクリングをキャンセルして迎えた朝ですが、不幸中の幸いで何とか曇り。とりあえずレンタカーを借りたのですが、ノープランなのでサイクリングで回る予定だったルートを走ることにしました。まずは阿蘇カルデラが一望できる大観峰。前日に山焼きが行われており、黒焦げの大地が広がる不思議な光景となっていました。パラグライダー乗ってる人がなぜかたくさんいました。

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そのあとは噴煙を上げる阿蘇山を間近で見たり、湧水を見たりして100kmほど阿蘇カルデラの中をドライブしました。結局雨はほとんど降らなかったのでサイクリングもできたと思いますが、ドライブも悪くなかったです。歩きまくって疲れていたのでいい休息日にもなりました。車とかいう文明の利器、アクセル踏むだけで進むので神 (貧脚サイクリスト並感) 。とはいえ、サイクリングができなかったのは心残りなのでリベンジを誓って熊本行きのバスに乗り込みました。5泊目は熊本市中心街のカプセルホテルに泊まりました。久しぶりに大きな街に戻ってきた気がしました。

 

【6日目】

熊本市からスタート。この日は午前中に熊本市内観光、13時発のフェリーで熊本港から有明海を渡って島原を観光し、夕方以降に電車で長崎に移動するスケジュールです。

見知らぬ街に来たらとりあえず歩くのが自分流。30分ほど歩いて水前寺成趣園を訪れました。熊本のような由緒ある町は古くからある町並みや城跡、庭園などが残されていることが多く、お散歩が捗ります。高知市にもありましたが、路面電車も風情があって良いです。朝のお散歩が終わったら路面電車で熊本城へ。熊本地震で石垣などが崩壊し復興半ばでしたが、威風堂々とした姿を見ることができました。

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フードコートで適当に昼食を済ませて、バスで熊本港へ移動。熊本港から島原港は高速フェリーで30分です。島原というと「天草・島原一揆」や島原城が有名ですかね。あとは剣道が強い。島原港から島原城までは3km以上ありますが、とりあえず歩きます。この辺りの土地は山が海の近くまで迫っており、あまり農耕には向かず昔から人口が少なかったと容易に予想できますが、なぜか島原城という立派なお城があります。実際に島原城の資料館を見てみると、島原藩の石高4万石に対しては分不相応な立派な城であり、住民に重税を課したことが一揆の原因なのではないかと書いてありました。田舎あるあるシャッター商店街があったので思わず写真を撮ったのですが、この商店街も人口4万人程度に対して随分立派に思われました。無駄に大規模に作ってしまうのが島原の土地柄なのでしょうか (失礼極まりない) 。

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この日は旅行中最大の27,774歩を記録し、さすがに歩き疲れました。島原鉄道長崎本線を乗り継いで長崎まで向かい、長崎ちゃんぽんを食べて6日目終了です。

 

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【7日目】

長崎市からスタート。長いようで短かった一人旅も最終日。長崎はかねてから行きたいと思っており、ようやく訪れることができました。まず気づくのが自転車の少なさ。長崎人は自転車に乗らないとは聞いていましたが、確かに街に自転車がほとんどありません。

出島→新地中華街→オランダ坂グラバー園原爆資料館亀山社中眼鏡橋稲佐山展望台

この観光ルートを駆け足で回って、お土産選びを済ませて、帰りの飛行機に遅れないように長崎市内を出発するというタイトスケジュール。一人旅だと自分のペースで動けるのが楽です。3月とは思えない陽気だったので稲佐山に登ってかなり汗をかいてしまいました。夜景を見る時間がないのが残念でしたが、今まで訪れた街の中でも指折りの美しさでした。文章を書くのに飽きたので写真でも貼っておきます。

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昨日の歩数をさらに更新して33,446歩。充実した1日でした。無事に帰路につき、長崎空港から羽田へ。22時羽田着、22時15分終電という最終関門羽田ダッシュを無事クリアし、東海道線で三島に着いたのが24時31分。即寝落ちしました。

 

以上、7日間にわたる旅行記でした。飛行機を使ったこと、青春18を使わなかったことで旅費が10万を超えてしまい懐が痛いですが最高でした。

おしまい。

 

 

 

結婚休暇を使って一人旅に行ってきた話(前編)

タイトルの出落ち感。

お久しぶりです。コロナで自粛中のGW。2か月半ぶりの更新になってしまいました。

今は旅行に行く人はほとんどいないと思いますが、タイトルの一人旅は3月の下旬に決行。本格的に人の活動が減り始めた頃でした。記事にしようと思って1か月以上過ぎてしまいましたが、暇なので書きます。

 

さて、結婚休暇は結婚式やハネムーンのために設けられた制度だというのが一般的な感覚かと思います。ですが、我々夫婦は私の入社や妻の転職などのドタバタがあって、休暇取得を合わせることができませんでした。私の会社では結婚休暇は結婚から1年以内なので期限切れが迫っていましたが、数日間の特別有給休暇を使わない手はないです。

というわけで6泊7日の一人旅に出かけてきました。

 

行先は色々考えたのですが、下図の経県値マップを見ての通り、四国・九州に未踏の地が多かったのでそちらの方面に行くことに決めました。

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練りに練って以下のような計画を立てました。

・1日目

羽田空港高知空港

高知市内観光

宿泊:高知市

・2日目

四万十川サイクリング

宿泊:足摺岬

・3日目

足摺岬観光

予土線全線乗車

宇和島運輸フェリー

宿泊:別府

・4日目

由布院観光

黒川温泉観光

宿泊:阿蘇

・5日目

阿蘇サイクリング(悪天候のためドライブに変更)

宿泊:熊本

・6日目

熊本市内観光

天草フェリー

島原観光

宿泊:長崎

・7日目

長崎市内観光

長崎空港羽田空港

 

移動経路が分かりにくいので地図貼っておきます。

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社会人になって多少お金が使えるようになったのでLCCではなく羽田発のJAL便を選べるようになりました。とは言っても早割を使ったので片道1万円強です。これでかなり選択肢が広がりますね。また、いつもなら青春18切符を使うところですが、今回は電車の便が特に悪い地域なので、電車、バス、フェリーを組み合わせての移動になりました。

ちなみに計画を立てるのに1か月ほどかかっています。旅行本体より計画に力を入れる系のオタクです… 

では、あとはだらだらと旅行の詳細を書いていきます。

 

【1日目】

1週間会社を休むことになるので諸々の業務を片付けるのに遅くまで残業し、前日に荷造りが終わらず。朝4時台に起きていつものリュックに荷物をぶち込む。三島駅から東海道線に乗り、羽田空港へ。貧乏旅行なので新幹線などは使わない。横浜駅京急に乗り換えるとコロナなんてお構いなしにマスクを着用したサラリーマンで満員の電車。当時は自宅勤務を命じる会社はまだ多くなかったように思います。

 

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いざ高知へ。地味にJAL便に乗るのは人生初。好天に恵まれ快適なフライトでした。

 

空港バスで高知市街へ。途中の葛島というバス停で下車して、近くの五台山に登ります。見知らぬ街に来ると高いところに登って街を見渡したくなってしまう性分なので。

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こうしてみると高知市はなかなか大きい街だとわかります。高知県の人口76万人に対し、高知市だけで34万人、周辺市町村を合わせると都市圏人口が50万人を超えるため、高知県という土地は一極集中がかなり激しいようです。

 

さて、この五台山という所は見どころが多く、先ほどの展望台に加えてお遍路さんの1つである竹林寺というお寺や植物園があります。植物園はコロナ影響で縮小営業中だったのでお寺をじっくり散策しました。

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続いてバスに乗り桂浜へ。My游パスというフリーパスがお得なので購入。富裕層の方は素直に空港でレンタカーを借りましょう。乗客は私を入れて3人だけ。地方のバス路線は税金の投入によって支えられているのだとつくづく実感します。

 

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綺麗な砂浜と海。閑散とした観光地に水族館の宣伝をするお兄さんの声が寂しく響きます。この辺りで猛烈な空腹感が。思い返すと朝5時から何も食べていませんでした。周囲には何もないのでバスで市街地に引き返しました。ちなみに高知市の中心街ははりまや橋というところです。コンビニで適当に腹を満たし、路面電車高知城へ。My游パスは路面電車もフリー乗車可です。どうでもいい自分語りを入れておくと、私は一人旅のときに食事の時間を考慮に入れていないのでコンビニ等で済ますことが多いです。

 

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高知城はあいにくのコロナで天守閣内には入れませんでしたが、非常に良く整備されており全国でも有数の城となっています。歩き疲れたし、日も暮れてきたので早々にチェックイン。夕食にはカツオのたたき丼を食べました。高知の人はカツオのたたきを塩とニンニクと一緒に食べるんですかね?一日目終了。

 

【2日目】

本日も好天。高知駅からスタート。今日は四万十川サイクリングの日ですが晴れているので予定通り決行です。(これがのちに悲劇となる)

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土讃線予土線を乗り継いで四万十川中流に位置する江川崎駅まで向かいます。高知駅で「四国西南周遊レール&バス切符(6600円)」を購入。このフリー切符、高知⇔松山の片道+四国西南地域の電車・バスのフリー乗車券(特急列車自由席可)が付いて4日間6600円という破格の代物。問題は4日間も観光する場所がないことですかね。この旅では2日間しか使いませんが、それでも十分に元が取れます。

 

窪川駅にて予土線に乗り換え。青春18界隈では有名かと思いますが、窪川―若井の1駅間だけJRではない (土佐くろしお鉄道) のでお金を払わないと通過できません。そんなこんなで江川崎駅に到着。ここには乗り捨て可能のレンタサイクルがあるのでおすすめです。江川崎駅から目的地の中村駅までは40kmほどありますが、基本的に下り坂なのでけっこう楽に走れるはずです。

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ひたすら川沿いを下ります。この地域の特徴として橋の欄干がない沈下橋というものがあります。欄干に流木などが引っかかって橋ごと流されてしまうのを防ぐ仕組みのようです。日本最後の清流を謳うだけあって水がとても澄んでいますね。

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途中、キャンプしながら四国を一周するという大学生二人組と並走するというイベントもありつつ、行程の半分を超えたあたりから急に雲行きが怪しくなってきました。そして絶望のにわか雨。雨宿りできる場所もなくずぶ濡れになりました。空腹と寒さであっという間に体力を消耗したところで何とか見つけた怪しい喫茶店「川」。

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普段なら絶対に立ち入りたくない雰囲気でしたが迷わず突入。近所のおばあさま方の溜まり場となっていて奇異な目で見られました。それでも、お世辞にも美味しいとは言えないカレー (腹を下しそうな味) を食べて空腹を解消し、ストーブが炊かれた店内で濡れた服をある程度乾かすことができたので天国のような場所でした。

店を出ると雨もほとんど止み、無事に中村駅の観光案内所で自転車を返すことができました。この後中村駅から路線バスに2時間近く乗って足摺岬へ移動。足摺岬は四国の西南端にある岬で、断崖絶壁に灯台がそびえる美しき僻地です。当然安いビジネスホテルなどはないので、今夜は民宿「青岬」というところに宿泊。続編でも書きますが、ここはご飯が美味しく、女将さんがめちゃくちゃいい人だったので、足摺岬に泊まる方はおすすめです。風邪を引かないことを祈りながら就寝。

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長くなってしまったので前編はここまで。

 

化学メーカーで楽しく働くためには

お久しぶりです。ここ最近は仕事が山場を迎えていて更新が滞っていました。

山場といっても3時間/日の残業が3週間続いたくらいです。それも、手続き上やらざるを得ないが効率化も難しい単純作業だったのでただただ心が疲弊しました。まあ化学系研究室のブラックさに比べれば大したことはないです。下を見て安心する、メンタルマネジメントととして意外に有効です。

 

社会人になってからというもの、如何に残業をしないかということばかり考えてきました。「お先に失礼します。」を一番に言い、心優しき上司が死にそうな顔でパソコンとにらめっこしている横を颯爽と帰るのが毎日の目標です。

別に仕事に対する意欲が低いわけではありません。上から残業するなと厳しく言われているわけでもありません。体力勝負の長時間労働はしたくないですし、そこまで残業代が欲しいわけでもないし、かといって流れ作業で終わる毎日も嫌なので新鮮味のある仕事にも手を出してみたいです。結局、こういった要望を満たそうとすると、決められた仕事をなるべく早く処理する必要が出てきます。「如何に残業をしないか」というより「如何に定型業務を早く処理するか」のほうがしっくりきます。

 

メーカーの仕事なんて半分以上は覚えたら終わりの形式的なものだと入社前から思っていましたが、正にその通りでした。「誰がやっても同じ結果になる」ということは会社としては非常に重要で、高い質のものを安定して作るというのが工業製品の大前提だからです。入社してからこれは痛感しました。だからこそ入社1年目は、業務を早く覚えて手早く処理することを優先してきました。

特別な工夫をしたとかではなく、一般に広く言われているような

・わからないことはすぐに訊く

マイクロソフトオフィスを使いこなす

・自分のルーチンを決める

をやっただけです。

 

 

ここまで読んでこう思った方。

・そもそも仕事量が少ないだけでは?

・そんなことに注力して結局何が楽しいの?

完全に図星です。歯車のように働く人間にはなりたくなくて、このような自分語りをした次第です。

何も考えずに書き出したら何を言いたいのかわからなくなってきたのでこの辺で終わります。

 

 

入社8か月報告

前回の記事で月5記事が目標と言いつつ、1か月ぶりの更新です。仕事や生活の話題だとせいぜい月1が限度ですね。ただの日記と化していますが、ぼちぼちやっていきます。

さて、12月ということで入社8か月が経過。無事に冬のボーナスを頂くことができました。まとまった金額を貰えて非常に嬉しいのですが、労組の報告でいくら貰えるかは予想できていたので、実際受け取ってみるとそこまでの感動はなかったです。

前置きはこの辺にして、いつもの通り箇条書きでいくつかのトピックについて書いていきます。

 

・仕事の状況

かなり慣れてきたと思います。良いことも悪いこともすべて「会社ってこんなもんだな」と受け入れられるようになってしまいました。これについては、非常に危機感を持っています。私は元来飽きっぽい人間なので、仕事に飽きたことに対する自己防衛反応が出てきているのではないかと思います。できれば日々新鮮な気持ちで業務に当たりたいものです。

業務内容ですが、暇な時間が多くなってきたと感じます。思い当たる節を書き出してみると、

 ー業務への慣れとExcelマクロの活用による処理速度up (自分が要因)

 ー上司が仕事をくれない (他人が要因)

 ―担当業務の範囲が固定化されつつある (組織が要因)

以上3点かと思います。1つ目については間違いなく良い傾向でしょう。データまとめはExcelが基本なのでVBAを使いこなせばかなり楽になります。別にExcelマスターになるために入社したわけじゃないので気持ちは複雑ですけど。

2つ目ですが、他人が要因だと難しい部分があります。新しい仕事を教えてくれるように働きかける必要がありますが、上司は忙しくてそれどころじゃなさそうです。申し訳なさそうなふりをしながら「仕事を寄越せ」というお願いをするのも面倒くさいですが、自分が損するよりはマシという割り切りが必要です。上司におんぶにだっこの状態から早く脱することはけっこう大事なことだと思います。

3つ目はどういうことかというと、以前は業務内容を覚えさせるという教育的な側面が強く細切れの仕事を断続的に振られていたのが、現在はテーマに紐づいた一連の仕事を任されるようになり、社内や顧客の都合で仕事量に波ができています。それでいて、自力ではできない仕事は上司がやるので空白期間が生まれがちです。周囲を見る限り、もう少し仕事に慣れればこの状況は解消するのかもしれません。

仕事中暇な時間があると窓際族の気持ちが分かります。かなりしんどい。

 

・ボーナスの使い道

基本貯金です。ロードバイクが欲しかったのですが、諸々の事情により延期しました。最近は趣味のサイクリングも手を出せておらず悲しいです。いつの間にか秋のサイクリングに好適な気候が終わり、冬になってしまいました。仕事柄、顧客訪問が多いのでスーツ一式を新調しようかと思います。せっかくの初ボーナスを仕事関連にしか使わないと思うと微妙な気持ちです。

 

・最近の私生活について

最近では静岡市の山奥にある寸又峡を観光してきました。なかなか良いところだったので記事にしたいです。妻とは結婚式に対する意見の違いで喧嘩しました。あまりにもプライベートな内容なので書くのは憚られますが、現在私の中で"結婚式"はNGワードです。最近自分に言い聞かせているのは、どうやったら自分の意見を通せるかではなくどうやったらお互いに納得できるかを第一に考えることです。家族とはいえ、どこまで行っても赤の他人。ビジネスと同じでwin-winな関係を目指していきたいです。

 

今回も自己満日記になってしまいました。おしまい。

 

新婚生活をうまくやるのは大変だ

前回の更新から1か月ほど経ってしまいました。一応、1週間に1記事、月に5記事を目標に始めたブログですが、簡単ではないですね。あくまで暇つぶしなので実生活を圧迫しない程度に今後も続けていこうと思います。

久しぶりに大学のサークルの集まりに顔を出したら「ブログ読んでるよ。」と何人かに言われましたが、こんな駄文でも皆様の暇つぶしにでもなっているなら幸いです。

 

入社半年報告を書いたときに予告した通り、今回は私生活についてです。結婚の経緯とかは以前に書いているので、下記の記事でも読んでください。

yu-k101010.hatenablog.com

 

11月になったので結婚して7か月です。概ね順調だとは思いますが、一緒に暮らしていく上で様々な問題点も浮かび上がってきました。今回はそのような経験を書き記して今後に活かせるようにしておこうと思います。なんかこのブログ、日記の性格が強くなってきました。まあ、過去を記録しておけばそのうち役に立つかもしれませんし。

 

 

・家事の分担について

共働き夫婦にとっては大きな問題です。これまでに喧嘩のきっかけになったのは家事関連が最多です。人それぞれ得意不得意もあれば家事に求める質も違います。コミュニケーションを取ってこれらを上手く擦り合わせていくのは大変です。お互いに納得できないなら各自でやればいい、という考え方もありだと思いますが賛成できません。片方がやれば済むことをわざわざ2倍の手間をかけて各自でやるのは非効率的です。一方で妻は、納得できないなら各自でやればいいという考え方の持ち主。私は上記のとおり効率重視で分業制にしたいのですが、自分のやり方を押し付けてしまうことが多々あります。この二人が不毛な言い争いを繰り広げるのは想像に難くないと思います。

 

・お金のこと

ここ数か月、お金のことに関する衝突が増えてきました。家電や結婚指輪などの大型出費、下で述べる妻の転職などがあり、妻の側からお金に関する不満が噴出していました。これは反省点ですが、お金の管理はほとんど各自に任せているので配偶者であっても懐事情は知らなかったんですよね。さすがにまずいと思い、毎月の収支と貯金額ぐらいは把握することになりました。私は世間一般でみれば守銭奴の部類だと思いますが、金銭感覚も人それぞれです。自分と同じ金銭感覚を相手も備えているというのは浅はかな考えです。結婚相手に求める条件としても、金銭感覚は上位にくるのではないでしょうか。ちなみに下記のマイナビウーマンの記事では4位でした。

https://woman.mynavi.jp/article/170331-187/3/

共働きだと金銭的自由を欲しがる人は多いと思いますが、だからといって収入も金銭感覚も異なる二人が好き勝手にお金を使ったらどうなるか。ふたを開けたら片方がコツコツ貯金していて、もう片方が貯金ゼロなんてことにもなりかねません。収入があと数倍あったらそんなこと気にしなくていいんですが。5000兆円欲しい。 

 

・妻の転職について

もちろん本人が最も苦労したのは言うまでもありません。ですが、配偶者ともなると他人ごとではなくなってきます。愚痴を聞いたり、条件面に下手に口出しして喧嘩になったりと散々でした。妻が転職先が決まる前に前職を辞めると言い出したときは正直勘弁してくれと思いました。相互扶助なんて言葉もありますが、その意味で私は覚悟も度量も足りなかったと気づきました。妻が仕事をやめても私が稼げばいいわけですし、仕事くらいすぐ見つかるだろうという楽観的な思考もある程度必要だと思いました。ですので、私が当時十分なサポートができていたとは思いません。甘やかすつもりは毛頭ないんですが。この問題は、退職する前に就職先が決まったので事なきを得ました。圧倒的感謝。

 

 

ここまでで読者の皆さんがどのような印象を持ったかはわかりませんが、上で書いたことは大した問題ではないと思っています。それをはるかに上回る精神面・生活面のメリットがありますので。何ともまとまらないクソ記事になってしまいましたがこの辺で。

おしまい。