化学メーカーで楽しく働くためには
お久しぶりです。ここ最近は仕事が山場を迎えていて更新が滞っていました。
山場といっても3時間/日の残業が3週間続いたくらいです。それも、手続き上やらざるを得ないが効率化も難しい単純作業だったのでただただ心が疲弊しました。まあ化学系研究室のブラックさに比べれば大したことはないです。下を見て安心する、メンタルマネジメントととして意外に有効です。
社会人になってからというもの、如何に残業をしないかということばかり考えてきました。「お先に失礼します。」を一番に言い、心優しき上司が死にそうな顔でパソコンとにらめっこしている横を颯爽と帰るのが毎日の目標です。
別に仕事に対する意欲が低いわけではありません。上から残業するなと厳しく言われているわけでもありません。体力勝負の長時間労働はしたくないですし、そこまで残業代が欲しいわけでもないし、かといって流れ作業で終わる毎日も嫌なので新鮮味のある仕事にも手を出してみたいです。結局、こういった要望を満たそうとすると、決められた仕事をなるべく早く処理する必要が出てきます。「如何に残業をしないか」というより「如何に定型業務を早く処理するか」のほうがしっくりきます。
メーカーの仕事なんて半分以上は覚えたら終わりの形式的なものだと入社前から思っていましたが、正にその通りでした。「誰がやっても同じ結果になる」ということは会社としては非常に重要で、高い質のものを安定して作るというのが工業製品の大前提だからです。入社してからこれは痛感しました。だからこそ入社1年目は、業務を早く覚えて手早く処理することを優先してきました。
特別な工夫をしたとかではなく、一般に広く言われているような
・わからないことはすぐに訊く
・マイクロソフトオフィスを使いこなす
・自分のルーチンを決める
をやっただけです。
ここまで読んでこう思った方。
・そもそも仕事量が少ないだけでは?
・そんなことに注力して結局何が楽しいの?
完全に図星です。歯車のように働く人間にはなりたくなくて、このような自分語りをした次第です。
何も考えずに書き出したら何を言いたいのかわからなくなってきたのでこの辺で終わります。