資産運用レポート(2021年4~6月)
2021年4~6月の資産運用振り返りです。3月から更新をさぼっていました。運用自体は大きな方針変更もなくコツコツ続けていますが、少しずつ興味が薄れていっています。これは悪い意味ではなく、慣れてきて過剰に神経を使わなくて済むようになったと捉えています。
3か月間で米国株が好調、日本株や中国株は横ばいが続いています。仮想通貨は4月中旬に最高値を付けてから大きく値下がりしました。そんな中、自分の成績がどうだったのか振り返っていきます。
※このシリーズでは、リターン[%]=(評価額-投資額)/投資額*100で計算しています。
前回はこちら。
【2021年6月の成績】
トータルリターン:+18.9% (3月:+17.8%)
利益額としてはグラフの通り毎月少しずつですが順調に増加を出しています。4月、5月は微増にとどまりましたが6月は米ハイテク株の上昇を受けて米国株の含み益(オレンジ色)が大きく増えました。これまで少額ながら大きな利益を叩き出していた仮想通貨は4月中旬に高値を付けてから半額程度まで一気に下落。後述しますが、幸いにも暴落前にほとんど売り抜けていたので被害を受けずに済みました。本当に運が良かったです。
アメリカではワクチン接種が進み、経済が順調に回復、金融緩和の引き締めが予想されることから株式市場にも大きな調整が待っていると巷では言われています。7月は利益確定を優先して現金比率を高めていく予定です。
【指数の動き】
重要視しているのは下記の3つです。(2021年3月31日~2021年6月30日を記載)
S&P500:3972.89→4297.50, 3月末比+8.17%
NASDAQ:13246.9→14504.0, 3月末比+9.49%
TOPIX:1954.00→1943.57, 3月末比-0.53%
TOPIXが伸び悩む中、米国株は絶好調です。S&P500, NASDAQともに史上最高値を更新し続けている状況です。日本人としては日本企業の価値が相対的に下がっているのは悲しいですね。日本企業の経営者の皆様におかれましてはぜひ頑張ってください(適当)。
【投資先ごとの成績】
日本株:+6.76% (+6.49%)
米国株:+29.90% (+16.46%)
中国株:+7.86% (+6.15%)
仮想通貨: +355.64% (+299.29%)
積み立てNISA枠:+26.10% (+23.71%)
DC: +11.70% (+10.88%)
()内は2021年3月
米国株が好調です。日本株もTOPIXが伸び悩む中、プラスの成績を出して健闘しました。投資信託は相変わらず堅調ですね。仮想通貨は利益確定売りのタイミングが良く、暴落回避に成功しました。
【ポートフォリオ】
相変わらず月々の入金を躊躇しているので個別株の割合が減少、つみたてNISA, DCといった投資信託が上昇傾向です。仮想通貨は売却して減らしました。グラフから現金は除いていますが、比率は30%くらいです。コロナ後の金融政策の方針が固まり、株式市場が落ち着くまでは現金比率を高めて待ちたいと思います。
【今回のトピック】
・仮想通貨の暴落
仮想通貨は4月中旬に最高値を付けてから現在は半分程度の価格まで下がっています。
仮想通貨はボラティリティが高過ぎて怖いので、最大手のビットコイン(BTC)と第2位のイーサリアム(ETH)だけに限定しています。その他は怖くて手を出せません。幸いにも下のグラフにあるように安値で買って高値で売る理想的な取引ができたので、少額投資ながらそれなりのリターンを得られました。当然これは実力ではなく、たまたま始めたタイミングが良かっただけです。もし4月に始めていたら50%の損失を出していたはずです。
今はETHは全て売却し、BTCをお小遣い程度持っているだけです。長期的には夢がある投資対象だと思うので、どこかで買い直したいですね。
おしまい。