理系オタクが適当に感情を吐露するブログ

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千葉ロッテマリーンズ2019年シーズンを終えて

2019年シーズンも全日程が終了した。私は25年間千葉県民だったので千葉ロッテマリーンズの狂信的なファンである。物心ついたときから新聞屋さんにもらったチケットで家族そろって千葉マリンに観戦に行くのが毎年の恒例行事だった。今も全試合の結果をフォローする程度のことはしている。(sports naviさん、いつもお世話になっております。)野球の専門家でも何でもないが、勝手に今シーズンの評価を書いておく。(以下、選手名敬称略)

 

 

・総評

4位 69勝70敗4分 チーム打率.249 (OPS.732)  チーム防御率3.90

 

参考:2018年 5位 59勝81敗3分 チーム打率.247 (OPS.679) チーム防御率4.04

   2017年 6位 54勝87敗2分 チーム打率.233 (OPS.648) チーム防御率4.22

 

下馬評が低い中、今シーズンは最終盤までCS争いをするなど、シーズン通して楽しませてもらった。データでもわかるように、暗黒の2017年から徐々に成績は上向いてきている。底は打ったと見て良いと思う。それにしても2017年は酷い。チーム平均が控え選手の成績である。打線はホームランラグーンの設置もあり、千葉ロッテ史上最多の158本塁打を記録するなど、対戦相手からしても嫌な相手であったと思う。投手陣では、3本柱と期待されていた涌井、石川、ボルシンガーの3投手が軒並み不調も、種市を始めとする若手と中継ぎ陣の奮闘で何とか大崩れせずに済んだ。来年は試合を見に行きたい。

 

・個人的チームMVP

荻野 貴司 125試合 打率.315 OPS.842 76得点 28盗塁

10年目にしてついに規定打席に到達。おめでとうございます。一時離脱はあったもののリードオフマンとして打線を牽引し、守備での貢献も大きかった。他には、鈴木大地や益田も素晴らしい活躍だった。

 

 

・来季の展望

 予想成績 3位 72勝68敗3分

移籍やドラフトもまだだが、ここ3年の上昇傾向を考えてこの数字にした。もちろん目指すはリーグ優勝だが現実的な目標として。

予想開幕オーダー

1. 中 荻野

2. 三 鈴木

3. 二 中村 (奨)

4. 一 井上

5. 右 マーティン

6. 左 角中

7. 指 安田

8. 捕 田村

9. 遊 藤岡

ローテ

二木、石川、涌井、種市、西野、小島 or(助っ人)

 

現有戦力で来年の予想オーダーを作ってみた。今シーズン後半戦の好調を支えた荻野、大地の1,2番コンビは来季もある程度計算できる。(大地さんFA流出の場合は知らん。)奨吾は来年ぜひ輝きを取り戻して欲しいし、あと数年間は不動の二塁手であって欲しい。井上も同様。来年は30本期待したい。上位打線が機能するかが来季の浮沈を大きく左右するだろう。

全体的にみると外野手の高齢化が心配。今季出場が多かった荻野、角中、清田は軒並み30代半ばになっている。その意味でも今季途中加入してパワーと肩の強さを見せつけたマーティンは是非とも残留して欲しい。岡はサブとして十分な働きをしたと思うがレギュラーを張るには心もとないし、加藤は開幕直後以外いいところがなかった。菅野や藤原がレギュラーに食い込んでくれば面白い。

内野手に目を向けると、一、二塁手はほぼ確定。三塁手は大地かレアードだが、どちらも流出の可能性があるので計算が難しい。個人的には安田を本格的に使って欲しいのでDHに推した。大地残留ならレアードは代打の切り札でもいいし、安田がまだ育成必要ならレアードがDHを打てばよいと思う。二人とも流出した場合はかなりまずい。遊撃手は藤岡だとは思うが、源田や今宮と比べるとパフォーマンスは見劣りしてしまう。大きく育てるなら平沢大河だけどなかなか覚醒しない。平沢も来年は大卒と同じ年だし、そろそろ頼む。

先発投手は若手の台頭が頼もしい。それでも石川、涌井がまだまだ主戦投手となるだろう。開幕投手は二木と予想。今季大活躍だった種市も順当にいけばローテ当確だろう。あと2枠は悩ましい。今季の実績なら岩下、西野、小島あたりだろうが来季の活躍は未知数なので酒井の先発再転向や助っ人の獲得で層を厚くしないと1年もたない気がする。佐々木千隼にも期待したい。

リリーフ陣は益田がFA流出した場合、抑え候補が見当たらない。今季フル回転だった東條などの疲労も心配なところ。頭数はそこそこあるが、来季一年通して計算できる投手が何人いるか。若手の抜擢や助っ人の獲得が必要になると思われる。盤石の勝利の方程式は2005年以来見ていない気がするので、ぜひとも期待したい。