理系オタクが適当に感情を吐露するブログ

化学メーカーで働いています。理系オタクの独り言ブログです。半分は日記、半分は資産運用の話。

資産運用レポート(2021年9月)

2021年9月の資産運用振り返りです。来月からは投資戦略を切り替えるので、毎月のレポートもやり方を変えようと思います。

今月は金融引き締めの発表、インフレ懸念、中国恒大問題など先行き不安が広がり、アメリカ株が大きく下げました。一方で日本株菅総理大臣の辞任を引き金に大きく上昇しました。月末にはアメリカに引っ張られてだいぶ下がりましたが。

先月の記事にも書いた通り、今月の下げはある程度予見していたのでポートフォリオの4割程度を現金に戻して耐えました。それでもだいぶやられましたが。10月も引き続き厳しいと見ているので現金比率を高めに維持する予定です。

※このシリーズでは、リターン[%]=(評価額-投資額)/投資額*100で計算しています。

前回はこちら。

 

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【2021年8月の成績】

トータルリターン:+15.1% (8月:+16.1%)

f:id:yu_k101010:20211001102612p:plain日本株が上昇、アメリカ株は下げました。主に米国インデックスに投資しているNISAも少しさげましたね。中国株は相変わらずの低空飛行です。-1%程度で済んだのでヨシ!

 

【指数の動き】

重要視しているのは下記の3つです。

S&P500:4522.68→4307.54, 前月末比-4.76%

NASDAQ総合:15259.2→14448.6, 前月末比-5.31%

TOPIX:1960.70→2030.16, 前月末比+3.54%

米国株の2指数はいずれも5%近い大きな下げ。強気相場がいつまでも続くわけがないので仕方ないですね。米国株はかなり割高感があったので日本株が見直されたのもあるのでしょうか。

 

【投資先ごとの成績】

日本株:+6.20% (+3.10%)

米国株:+19.50% (+22.73%)

中国株:-8.75% (-7.30%)

仮想通貨: +229.22% (+462.93%) ←大幅買い増しで下がって見える

積み立てNISA枠:+24.94% (+26.16%)

DC: +11.96% (+11.90%)

()内は2021年8月

現金比率が高めなので指数よりも動きがマイルドになりました。

 

ポートフォリオ

気づいたら仮想通貨が目標の5%を大きく超えてた。そもそもこの図大した意味ないですよね。。

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【今回のトピック】

・ショートを試してみた

おかしな話ですが株は下がる時にも儲ける方法があります。ショート(空売り)と呼ばれるもので、誰かから株を借りてきて後で買い戻すという約束で借りた株を売ってしまうことができます。下落局面では高値で売って、後で安値で買い戻せば差分が利益になるという仕組みです。これは信用取引になるので特別な口座を開設しないといけませんが、ベアETFという商品を使えば普通の口座でも模擬的にショートができます。

※これはお金を使った火遊びなのでマネするのは極めて危険です。私もお小遣い程度の額で遊んだだけです。

たまたま上手くいったのですが、9月3日に売って9月22日に買い戻すことができ、飲み代1回分くらい稼げました。まあリスクを冒してやることじゃないですが。

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おしまい。

 

 

資産運用レポート(2021年8月)

2021年8月の資産運用振り返りです。先月は初のマイナスでしたが、今月は微増でした。アメリカの金融緩和終了の足音が近づき、キャッシュを増やすことを意識した1か月でした。麻雀でいうところの勝負を降りる状態ですね。

当然キャッシュにしておけば損はしないのですが、予想が外れて株価が上がれば利益を取れないリスクもあるところが投資の難しいところです。

毎月振り返り記事を出してきましたが、来月からは個別株投資を始めて1年ということもあり、方針を変えようかなと思っています。

※このシリーズでは、リターン[%]=(評価額-投資額)/投資額*100で計算しています。

前回はこちら。

 

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【2021年8月の成績】

トータルリターン:+16.3% (6月:+15.7%)

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今月は指数連動型の運用をしているつみたてNISA, DCが好調でした。個別株はなかなかうまくいかず、決算の結果で明暗が分かれた感じです。日本株では任天堂、米国株ではZoomといった比較的長く保有していた銘柄が痛手を受けました。

一方、仮想通貨が暴落から反転してきたので少し買い増しました。

 

【指数の動き】

重要視しているのは下記の3つです。

S&P500:4395.26→4522.68, 前月末比+2.90%

NASDAQ総合:14672.7→15259.2, 前月末比+4.00%

TOPIX:1901.08→1960.70, 前月末比+3.14%

株価が非常に強かった8月と言えるでしょう。私のパフォーマンスが悪かったのは個別銘柄の選択が悪かったに尽きます。指数に勝つのは容易ではないので、良い子は素直にVOO, VTI, VT, QQQあたりを買いましょうねー。

 

 

【投資先ごとの成績】

日本株:+3.10% (+2.87%)

米国株:+22.73% (+23.55%)

中国株:-7.30% (-6.68%)

仮想通貨: +462.93% (+433.78%) ←先月の計算間違えてた

積み立てNISA枠:+26.16% (+25.02%)

DC: +11.90% (+11.32%)

()内は2021年7月

あまり大きな動きはありませんでした。 売却多めだったので利益確定に伴う税金を結構取られました。

 

ポートフォリオ

特に大きな変化はありません。仮想通貨をやや買い増ししています。

分かりにくいので来月からグラフの作り方を変えようと思います。

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【今回のトピック】

・決算をミスるとこうなる

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みなさんテレビ会議でお馴染みのズーム、コロナ禍の特需で絶好調でしたが2021年第2四半期決算が市場予想を下回り、-16.7%の暴落となりました。特に将来の成長を期待されて買われている成長株は、決算が悪いともれなく暴落します。私の今月米国株のパフォーマンスが良くなかったのはズームが原因ですね…。

このほかにもAmazonや決済サービスのPayPalなど有名企業の中でも決算が良くなかった銘柄がありましたね。

 

おしまい。

 

 

富士山に登ってきた

気づけば仕事の愚痴と投資のことしか書かないブログになっていたのでたまには趣味のことでも書こうと思います。8月28日(土)に富士山に登ってきました。人生のやりたいことリストの1つだったので今シーズンの閉山前のタイミングで行けて良かったです。

私の趣味は専ら自転車と投資だったのですが、最近は同僚の誘いでよく山に出掛けています。色々登山用品を揃えていたらロードバイクを買う資金がなかなか貯まらなくて困っています。

※念のため、けっこうハードな登山をしているので未経験者はマネしないでね。

 

そもそも計画からして頭がおかしくて、前々日の木曜日に急遽決まったんですよね。今日ラーメン食いに行かない?みたいなノリで誘ってくるありがたい同僚氏。しかも日帰りと言われて笑うしかない。

急に言われても準備ができないんですがね。幸いにもつい最近登山ザックをAmaz〇nでポチっていたので、レインウェアを急遽買ったくらいで済みましたがまたロードバイクが遠のきましたね。。

位置と特徴|御殿場ルート|富士登山オフィシャルサイト (fujisan-climb.jp)

富士山の登山ルートはいくつかありますが、今回は上記の御殿場ルートです。マイカー規制がなく、自家用車で登山口の駐車場まで行けるのが良いです。

登るならちゃんと本なりネットなりで調べて準備したいところですが、最低限のことだけ記しておきます。

①食糧

体格にもよるが2000kcal以上は必要。富士山は山小屋で補給可能ですが当然プレミア価格なので下から背負っていくべし。私も2000kcal分くらいは持って行ったはずなのですが、登りだけで全部食べてしまい友人に分けてもらいました。山でハンガーノックアウトになったら極めて危険なのは言うまでもないです。

②水

3L以上は必要。私は4.5L背負っていき、3Lは飲んだはず。それでも下山してから軽く熱中症になったので水分補給は意識したほうが良いと思います。(たぶん気温差のせいもあったと思う)

③体力

御殿場ルートを日帰りする場合、所要時間10時間超、往復20km、高低差2300mなのでそれなりに覚悟が必要ですね。少なくとも素人が富士山登ろうぜウェーイみたいな挑んだらリタイア間違いなし。女性の場合、かなり体力に自信がないと厳しいと思います。正直のところ山小屋に泊まるか別ルートがおすすめです。私も同僚からの誘いがなければ初めての富士登山はそうするつもりでした。

④防寒着

山頂は真夏でも気温1桁なので防寒対策必須。私は4枚重ね着する準備をしていましたが、空前の好天でチノパン+長袖シャツ1枚で登頂した模様…。岩肌が直射日光で熱されて空気は冷たいけど真夏のアスファルトの上に立っているみたいな感じでした。雨が降ったら相当寒いはずなので準備を怠ると低体温症の危険もあります。

⑤レインウェア

静岡県民なのでよくわかりますが、夏の富士山に雲がかかっていない日はほとんどないです。よって雨対策は必須です。雨で体温を奪われればあっという間に低体温症になりかねません。この登山のためにけっこういい値段するレインウェアを急遽買ったのですが、出番はありませんでした。保険だと思って準備しておきましょう。

「安全第一、ゼロ災でいこうヨシ!!!」

⑥靴

①~⑤は必須だと思っていますが、ぶっちゃけ富士登山の靴は運動靴でもなんとかなる、と言うとちゃんとした人から怒られるのでちゃんと登山靴を買いましょう。

⑦リュック

有名メーカーの登山用ザックは10kgくらい背負っても全然肩が痛くならないのでおすすめ。通勤リュックみたいなので登っているひともちらほらいた。

⑧帽子

直射日光を長時間浴びるのは避けたい。ついでに日焼け止めもちゃんと塗ったほうがいいです。

⑨ヘッドライト

日帰りするなら日の出前の出発が必須。Amaz〇nで1000円くらいで買える。

 

 

集合は午前2時。前日は20時くらいに帰宅して、そこから急いで準備、夕食を済ませて3時間くらいの仮眠をとっていざ登山口へ。これができるのは静岡県民の特権ともいえる。

 

さすが富士山、この時間でもちらほら人がいる。体温チェックを受ける。こんな時間までお疲れ様です。午前2時50分頃出発。

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六合目あたりで日の出を拝む。

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標高が高いと景色が良い(当然)。

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3000mを超えてくると何となく頭がぼんやりとするし、脚の回転が悪くなる。これが空気が薄いということらしい。幸いにも高山病は大丈夫だった。

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山頂に到着。天空の城、感isある。パンパンになったカロリーメイトの袋。

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控えめに言って最高の体験だった。

 

おしまい。

 

 

資産運用レポート(2021年7月)

2021年7月の資産運用振り返りです。個別株を本格的に始めて10か月目、初めて月単位で利益マイナスとなりました。私のような投資初心者が9か月連続で利益を出せるほど今の相場はイージーだったというだけで、これからはそう簡単にはいかないでしょう。

しっかりと原因を分析して今後に活かしていきたいと思います。

7月は中国市場が暴落し、その影響を大きく受けました。後ほど述べたいと思います。

※このシリーズでは、リターン[%]=(評価額-投資額)/投資額*100で計算しています。

前回はこちら。

 

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【2021年7月の成績】

トータルリターン:+15.7% (6月:+18.9%)

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右肩上がりのグラフが崩れてしまいました。下落要因は主に中国株と日本株で、投資信託(NISA, DC)、米国株は比較的堅調に推移した1か月でした。5月と比較すればまだプラスなので、6月が調子良すぎたのかもしれません。

 

中国市場は教育産業へ政府の介入との報道から関連銘柄を中心に暴落し、日本市場はコロナ拡大懸念から伸び悩む展開でした。アメリカでもAmazonの決算が市場予想を下回るなど、波乱の到来を感じさせます。8月は慎重なトレードに徹し、ポートフォリオの整理や少額の短期売買にとどめたいと思います。

 

【指数の動き】

重要視しているのは下記の3つです。

S&P500:4297.50→4395.26, 前月末比+2.27%

NASDAQ総合:14504.0→14672.7, 前月末比+1.16%

TOPIX:1943.57→1901.08, 前月末比-2.19%

引き続きS&P500, NASDAQともに史上最高値を更新していますね。強気相場もどこまで続くでしょうか。TOPIXはダメです。日本市場は投資家にとって魅力的ではないということでしょう。いずれにせよ、しっかり研究して良い銘柄を選んでいかないと勝てないのはどの国の株でも同じだと思います。

 

【投資先ごとの成績】

日本株:+2.87% (+6.76%)

米国株:+23.55% (+29.90%)

中国株:-6.68% (+7.86%)

仮想通貨: +364.20% (+355.64%)

積み立てNISA枠:+25.02% (+26.10%)

DC: +11.32% (+11.70%)

()内は2021年6月

中国株が大暴落、日本株も冴えませんね。米国株も-6%とけっこう下がっていますが、為替変動要因が約-2%、中国株ADRが-2.5%(後述)、利確に伴う手数料などを考えるとそんなに悪い数字ではないです。暴落したときにすぐ売れるかというと実際には結構難しく、これができるようにならないと初心者脱却とはいかないですね。今度コロナ級の大暴落が来た時にも対応できるか、現時点では自信がありません。

今月の損失内訳は中国株関連が5割、日本株の不調が3割、その他2割といったところです。 

 

ポートフォリオ

特に大きな変化はありません。もともと日本株の割合は15%目標だったので縮小する予定です。

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【今回のトピック】

・中国市場の暴落

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上のチャートは香港ハンセン指数の1か月の動きです。株価指数がこれほど落ちるのも珍しいです。中国当局はここ最近ハイテク企業への締め付けを強めており、数か月前から株価は冴えませんでした。そこへ7月後半、教育業界に介入する報道が出ると、関連銘柄は大暴落、市場全体にも影響が波及し大きく売られました。香港ドル建て株はETFしか保有していませんが-10%超の痛手となりました。

 

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私は一部中国株ADR(ドル建てで外国株の取り引きができる制度)で中国企業の個別株を持っており、今回の暴落を被弾しました。上のチャートは不動産関連銘柄のKE Holdingsですが、中国政府が不動産市場へ介入するとの報道もあり、今月だけで価値が半分以下になりました。正直暴落を眺めるだけで売れなかったです。不幸中の幸いで極少額でしたが、自分への戒めとして記しておきます。

 

 

中国株の政治リスクは以前から認識していましたが、今回はそれが裏目に出てしまった形です。中国株の取り扱いは一旦白紙にして考え直す必要があると思います。とはいえ、長期的に見れば中国とアメリカが覇権争いをすることには変わりないと思うので投資対象として続けると思います。少なくとも今回の騒動が落ち着くまでは静観します。

 

おしまい。

 

 

仕事を時間で管理するのは悪

世の中コロナが再拡大したり、オリンピックが行われていたりと騒がしいですね。

田舎住み、毎日出社、緊急事態宣言なしの私にとってはパラレルワールドかと思います。一応毎月何かしら書こうとは思っているのですが、特にないので仕事の愚痴でも書いておきます。

 

最近は毎月のように残業時間が上限に引っかかるようになってしまいました。世の中残業代がちゃんと支払われる会社のほうが少ないと思っているので、ちゃんと管理されているだけマシなのかもしれませんが、進んで残業するほど仕事好きでもないので正直苦痛です。月末になると残業時間を調整するために意に沿わないフレックスタイム制を使ってわざと遅く出社してみたり、持ち帰りサビ残をしてみたり、タイムカードを打刻してから業務を続けてみたりとろくなことがありません。

基本的に仕事を時間で管理するのは悪というのが持論なので、「高度プロフェッショナル制度」が盛り上がっていたのも理解できます。仕事は時間でなく成果で評価されるべきというのはもっともな話だと思います。また、優秀な人間をこき使おうと思ったら給料定額、残業無制限にして成果を競わせたほうが経営者にとってもコスパがいいのかもしれません。一方で仕事の成果、会社への貢献度をどのように数値化し、社員の評価に反映するかという話は本当に難しく、それなら最初から労働時間や勤続年数で評価してしまおうというのも一理あると思います。

一社員が喚いたところで制度が変わるはずもないので、残業時間が増えてしまう原因について分析してみます。("残業時間"を分析している時点で仕事を時間の観点から管理しようとしてるじゃん、ということに気づいてしまった勘のいいガキは嫌いです)

1. 自分のスキルが低い

これが全てです。以降で色々それらしいことを挙げてみるのですが、結局は自分の能力が高ければどうにでもなります。月報を書いていたらあまりにも書くことがなくて絶望しました。何の成果もないくせに残業してて草。とはいっても急に仕事ができるようになるわけでもないのでそこは大目に見てください。

2. 会議多過ぎ問題

特に私の発言が求められる場でもないのに招集するのやめてほしい。配布資料と議事録読めばフォローできる会議がほとんど。最近は参加必須と言われなければ参加しないようにしています。

3. 資料に手間かけすぎ問題

顧客向けならまだわかる。たかが内部資料にまで異常にこだわるのは日本の悪しき商習慣だと思います。海外サイトと打合せするとき、こちらの資料が20枚で向こうが2枚みたいなこともよくあり、上司がどう思っているのか機を見て聞いてみたい。

4. ギリギリまで頑張るのが美徳みたいな雰囲気

納期より早めに終わらせても後付けの注文が増えるのでギリギリまで完了にならない。

5. 責任範疇が明確でない

非効率な会議に通じますが、誰が決定権を持っているか明確でなく、みんなで集まって合意形成しましょうというやり方ではスピード感に欠ける。

 

書いていて悲しくなってきたのでここまで。悲観的にならずに仕事に取り組みたいですね。

おしまい。

 

資産運用レポート(2021年4~6月)

2021年4~6月の資産運用振り返りです。3月から更新をさぼっていました。運用自体は大きな方針変更もなくコツコツ続けていますが、少しずつ興味が薄れていっています。これは悪い意味ではなく、慣れてきて過剰に神経を使わなくて済むようになったと捉えています。

3か月間で米国株が好調、日本株や中国株は横ばいが続いています。仮想通貨は4月中旬に最高値を付けてから大きく値下がりしました。そんな中、自分の成績がどうだったのか振り返っていきます。

※このシリーズでは、リターン[%]=(評価額-投資額)/投資額*100で計算しています。

前回はこちら。

 


【2021年6月の成績】

トータルリターン:+18.9% (3月:+17.8%)

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利益額としてはグラフの通り毎月少しずつですが順調に増加を出しています。4月、5月は微増にとどまりましたが6月は米ハイテク株の上昇を受けて米国株の含み益(オレンジ色)が大きく増えました。これまで少額ながら大きな利益を叩き出していた仮想通貨は4月中旬に高値を付けてから半額程度まで一気に下落。後述しますが、幸いにも暴落前にほとんど売り抜けていたので被害を受けずに済みました。本当に運が良かったです。

 

アメリカではワクチン接種が進み、経済が順調に回復、金融緩和の引き締めが予想されることから株式市場にも大きな調整が待っていると巷では言われています。7月は利益確定を優先して現金比率を高めていく予定です。

 

【指数の動き】

重要視しているのは下記の3つです。(2021年3月31日~2021年6月30日を記載)

S&P500:3972.89→4297.50, 3月末比+8.17%

NASDAQ:13246.9→14504.0, 3月末比+9.49%

TOPIX:1954.00→1943.57, 3月末比-0.53%

TOPIXが伸び悩む中、米国株は絶好調です。S&P500, NASDAQともに史上最高値を更新し続けている状況です。日本人としては日本企業の価値が相対的に下がっているのは悲しいですね。日本企業の経営者の皆様におかれましてはぜひ頑張ってください(適当)。

 

【投資先ごとの成績】

日本株:+6.76% (+6.49%)

米国株:+29.90% (+16.46%)

中国株:+7.86% (+6.15%)

仮想通貨: +355.64% (+299.29%)

積み立てNISA枠:+26.10% (+23.71%)

DC: +11.70% (+10.88%)

()内は2021年3月

米国株が好調です。日本株TOPIXが伸び悩む中、プラスの成績を出して健闘しました。投資信託は相変わらず堅調ですね。仮想通貨は利益確定売りのタイミングが良く、暴落回避に成功しました。

 

ポートフォリオ

相変わらず月々の入金を躊躇しているので個別株の割合が減少、つみたてNISA, DCといった投資信託が上昇傾向です。仮想通貨は売却して減らしました。グラフから現金は除いていますが、比率は30%くらいです。コロナ後の金融政策の方針が固まり、株式市場が落ち着くまでは現金比率を高めて待ちたいと思います。

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【今回のトピック】

・仮想通貨の暴落

仮想通貨は4月中旬に最高値を付けてから現在は半分程度の価格まで下がっています。

仮想通貨はボラティリティが高過ぎて怖いので、最大手のビットコイン(BTC)と第2位のイーサリアム(ETH)だけに限定しています。その他は怖くて手を出せません。幸いにも下のグラフにあるように安値で買って高値で売る理想的な取引ができたので、少額投資ながらそれなりのリターンを得られました。当然これは実力ではなく、たまたま始めたタイミングが良かっただけです。もし4月に始めていたら50%の損失を出していたはずです。

今はETHは全て売却し、BTCをお小遣い程度持っているだけです。長期的には夢がある投資対象だと思うので、どこかで買い直したいですね。

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おしまい。

 

 

真面目に働いたその先に何を見たいのか

久しぶりに更新です。2021年ももうすぐ折り返しとは信じがたいです。

このブログ、タイトルの通りただの自分の感情を記録に残すのが目的で、読者の皆様に有益な情報をお届けしようという位置づけではないので、気が向いたときに一気に書き上げないとやってられないんですよね。最近はnoteというものもあるので、そっちのほうがいいかもしれませんね。

色々書きたいことはいくつか頭にあるのですが、相変わらず仕事がらみの話です。

 

前回の記事で部署内の配置換えで上司が変わるということを書いていますが、あれから3か月経って予想通り仕事の負荷は確実に上がりました。

与えられる環境と自分のありたい姿 - 理系オタクが適当に感情を吐露するブログ (hatenablog.com)

前のグループでも残業はけっこう多かったですが、自分のやりたいようにやる時間もありました。それが今では最低限の仕事で手一杯で余裕がなくなり、正直ストレスフルな毎日です。今までの自分がぬるま湯に浸かっていただけなんだと、分かったのはそれだけです。

自分の働きぶりを客観的にみたとき、真面目に働いてはいるけど仕事に対して自分の意思が込められていない、すなわち上司に指示された以上のことはしていないと思います。仕事はそれをこなせれば合格点で対価として給料をもらえるのでいいのですが、一方で感情を排して指示されたことを黙々とこなしていると都合のいい人間と思われてしょうもない仕事を雑に振られるなんてこともあるので、自分が逆に環境を利用するくらいの自分本位な姿勢でいるのがいいバランスだろうと思います。

一方で職場環境を利用して自分のやりたいことを実現する、出世を目指すにはそれなりのモチベーションが必要で、私にはそこまで仕事に打ち込む気概はないと感じます。周囲の人間の何人かは、自社の製品やビジネスについて真剣に向き合い、意欲的に業務に取り組んでいるように見え、正直うらやましいです。

最近もう一つ湧き上がってきた感情は、自分のためだけでなく家族のために働きたいという気持ちです。職場では30代40代の社員とコミュニケーションを取ることが多く、小さいお子さんがいるご家庭も多いです。彼らと家族の話になると、家族を愛する気持ちや家族を支えていく責任感が仕事の大きなモチベーションになっているのだと強く感じます。仕事そのものに真剣に向き合えるかに懐疑的な私としては、真面目に働いて子供の成長を見守る人生もいいなと思うようになりました。

 

仕事に一通り慣れて責任が増えていく一方で、何のために働いているのかふとした瞬間に分からなくなる。「石の上にも三年」という諺があったり、企業で3年離職率が意識されることからも、社会人3年目の今年度はライフプランに悩む1年になりそうです。

おしまい。